アッチの街の片隅から愛を込めて

迸るほどの愛を込めて、濃厚かつ丁寧に音楽その他色々を語ります。

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ASIAN KUNG-FU GENERATION「ホームタウン」が私にとってイマイチであることへの考察

どうもアッチです!ついこの間投稿した「30歳こわい」の記事が、我ながら名言連発であったなと自己評価をしているところでございます。笑 本日もよろしくお願いいたします!

 

以前書いたサブスクの記事を、どうかゴッチにも読んでいただきたくて、ドキドキしながらもTwitterで直リプを送ってみたのですが、反応無しです…。読んだのか読んでないのかすらも分からないが…。まぁ忙しいのだろう、ツアー開幕直前ですしね。

今回はまたまた私が愛してやまないASIAN KUNG-FU GENERATIONについて語っていきたいと思います!

彼らの最新アルバム「ホームタウン」についてでございます!

で、割とネガティブな感想を書いてしまっております。ゴッチ!仮にこれを読んでくれたとしても、Twitterのリプへの反応が無かったことへの腹いせではないからな!笑 本当そこだけはお願いします。1月末くらいにはほぼほぼ書き終わっていましたからね。

今回も最大級の愛を込めて、愛があるからこそ書ける内容だと自負しております。どうか皆さまご了承お願いいたします。批評ではないですよ、とだけは言っておく。批評になったらおしまいです。

 

www.atsudays.work

 

まぁタイトルで“イマイチ”なんて言ってしまいましたが、申し訳ございません今現時点での率直な感想でございます。

アジカンは本当に言葉にならないくらい愛しているバンドでございまして、作品もライブも十二分に堪能させていただいておりますが、うーんホームタウン、ピンと来ないぞぉ!!

音楽、アート、お笑い、それらなんでもそれぞれ個人個人の価値観と物の見方があって宜しいのでございます。それありきで愛を込めて語る、私アッチの信念でございます。当然彼らの最新作「ホームタウン」最高やないかい!ってファンの方も勿論いらっしゃるはずです。

ただ、私アッチ最大級の愛を込めて今作に感じた印象をつらつらと書き綴っていく所存でございます!どうぞお付き合いくださいませ!

 

 

「ホームタウン」に期待をしすぎた!?

オリジナルアルバムで言うと前作「Wonder Future」から実に約3半年ぶりのリリースでございます。

ゴッチもリリース以前に仰っていたように、「サーフブンガクカマクラ」の抜け感を踏襲するような、アジカンらしいパワーポップさが前面に押し出された楽曲陣がアルバムを固めております。

まぁ本当その通りなんですよ。彼らは作品毎にその肌触りも異なっていて、制作する上でのモチベーションやベクトルも変容していっているわけで。

前々作「ランドマーク」で2011年に起きた東日本大震災以降のバンド及び音楽的モチベーションの復活を掲げインパクトと希望溢れる音楽を鳴らし、前作「Wonder Future」ではこれぞパブリックイメージのアジカン印ならぬ実直なエイトビートナンバーを改めて世にブチかまし、そして今作「ホームタウン」ではそれらを踏まえてきた(2ndAL「ソルファ」再録も含め)彼らが回り回って“らしくいこうぜ!”ならぬパワーポップ回帰したといったところでしょうか。(WFにおける低音の重心の置き方等、サウンドは常に変化しておりますね)

ホームタウン以前の「BEST HIT AKG2」と骨芋ベスト施策にはガッカリを通り越し呆れてしまった私でございますが(笑)、直後の骨芋ツアーの演奏力、バンドの雰囲気、ライブの空気感が思った以上に良く、これは新作期待できるなと待ち遠しいも待ち遠しい心境でございました。

アルバムに先立って発表されたタイトルトラックの「ホームタウン」が素晴らしい曲だったので、さらにその期待は高まりました。個性的でキャッチーな建さんのギターフレーズ、キヨシらしい独特な刻み方のドラミング、ゴッチの思惑通りならぬズ太く輪郭を固める山ちゃんのベースライン、そして“これよ!”と言わざるを得ないゴッチメロディ!そしてやっぱ低音違うなぁ!クッソ出てる!ゴッチの言う通りや!

 

ホームタウン

ホームタウン

  • provided courtesy of iTunes

 

これはアルバムキタなと。めっちゃええの来るわ、思っていたわけです。

しかーし!!蓋を開けてみたらそうでもなかったぁ!!!なんだこの消化不良な感じは!!!心に響いてくるものがないぞ!?なんじゃこりゃ!?

なんか思ったよりも普通じゃね?みたいな。ってかゴッチソロっぽくね?みたいな。

うーん、もちろん良いは良いんですよ。でも期待しすぎたんですかね、越えてこない。アジカンがただアジカンしただけ、という印象。なんだろうこのモヤモヤは。

では分析していこう。

 

欲しいのは音質じゃない、曲そのもののクオリティだ

彼らのオリジナルアルバムでは「マジックディスク」をNo.1フェイバリットに掲げる私アッチではございますが、単純に前の曲の方が頑張ってたよね?ほじくり出してたよね?っていうところがまずございます。

アジカンは冒険してナンボ、新しいモノを生み出してナンボだと思うんですよね。

例えばマジックディスクにしても「新世紀〜」や「迷子犬〜」のアジカンとしての新機軸の打ち出しであったり、音楽的新鮮さというのは非常に我々を驚かせてくれましたし、何より完成度も高く素晴らしかったのよね。よくこれ作ったなみたいな。それが、無い!笑  のっぺりしてんのよ。

僕はUCLAがフェイバリットなのですが、サビがモロに前作でやってるやん…っていう。まぁあれが抑揚あって正解だけども。辛いのがWFでもフェイバリットが「街灯のシグナル」なんですよねぇ。笑 どうやって俺のアジカンプレイリストにUCLAブチ込めば良いんだ…と。笑

 

UCLA

UCLA

  • provided courtesy of iTunes

 

で、今作「ホームタウン」で必ず挙げなければならない“進化”といった意味での項目はズバリ音、音質なんですよね。 ゴッチがあんだけTwitterでもブログでも口うるさく言っているから。

今日世界的に鳴っている音楽、主にヒップホップの重低音の振動感、音域感をどうかロックミュージックで、アジカンで鳴らせないかという挑戦があったわけです。そこに気付いて取り組む姿勢は最高のミュージシャンよな、ゴッチは。このままじゃいけねぇんだと、ね。

その想いは今作にしっかりと反映されていて、先程も話したようにリードトラックの「ホームタウン」では初聴から低音のズムズム感に驚かされたわけだし、他の楽曲でも低音域をグッと下に降ろしたことによって、より一つ一つの楽器の音と歌が鮮明に入ってくるようになったわけですよ。

ただ、ぶっちゃけ欲しいのそれじゃねえんだ。

良い曲、驚く曲、衝撃を与えてくれる曲が欲しいんすよ。それはゴッチ(らメンバー)が作るメロディと歌詞!楽曲そのものの良さであり、クオリティなんですよ!!!やってたじゃんそれを今まで!

ゴッチが某インタビューで「正直音が良ければ曲自体はどうでもいい(笑)」みたいなことを言っていてオイお前さんそれ冗談でも言うなやと。アンタそんなこというソングライターちゃうやったんか…と。私アッチはガッカリしてしまったわけです。

他のインタビューでも、低音のメリハリをより際立たせるために山ちゃんとキヨシにプレイングの指示をした的なのを見たけど、作戦としては良いけども自由度としてはどうなの…って思っちゃったよね。

ホームタウンのインタビュー読むたびにホームタウン嫌いになっていくんですよね。笑 ごめんなゴッチ。

そんなゴッチのソングライティングへの向き合い方であったり、音楽への向き合い方が顕著に出たアルバムなんじゃないでしょうか、ホームタウンは。音は相当拘っていたらしいですけどね(これ言う。笑)。

ミュージシャンでもなく評論家でもなく、ファンを喜ばせる曲を作ってくれ…と思います。

とはいえ、ゴッチ本人的にはかなり今楽しいんだろうけどね。ちょいと昔はある種の責任感や何か担うものをもって曲を作っていた気がするんですよね。今は肩の力を多少抜いているのか、もしくはアジカンへの気持ちが少し散漫になっているか。笑(未だにあのトリビュートアルバムを根に持っています。笑)

例えば、向井秀徳が歳を取るにつれて、歌をどんどん前に出した表現に変化していって、ZAZEN BOYSというバンドの雰囲気もみるみる柔らかく味があるものになっていって、Number Girlの頃のギラついた感じが薄れていくことに対して嫌悪感を示すファンの方もいらっしゃると思うんですよね。気持ちは分からなくもない。ただワイは今の向井の方が好きだ。そんな感じでゴッチの変化も受け入れなくてはならないのかな…とか思ったり。

とはいえ、ゴッチに関しては“やれるのにやってない感”も感じられるんだよな…。(本当ごめんゴッチ)

それでもって改めて“あれ、Wonder  Future良いアルバムだったなぁ”ってなってます。ソウルフルやったなぁと。あれ良い曲多いぜマジ。

 

「ホームタウン」は「サーフブンガクカマクラ」になれない

で、もう一点。ホームタウンが第2のカマクラになれていない!というところです。まだまだ語るぜ俺は。

アジカンファンであれば皆愛しているだろう名盤「サーフブンガクカマクラ」を超越できてないんです。

何故か。

「サーフブンガクカマクラ」は一発録りメインの勢いとラフさ重視のアルバムですね。

おそらくゴッチとしては、カマクラよりも演奏やミキシングを練った今作ホームタウンの方が当然クオリティは高まると感じたのでしょう。

違うのだ。確かにクオリティはそこそこ高い。

しかしだよ、カマクラは2度生み出すことの出来ない珠玉かつ奇跡の名盤なのだよ!

アルバム「ワールドワールドワールド」まで激動の日々と制作活動を過ごしてきた彼らが骨休め的に作ったアルバムが「サーフブンガクカマクラ」でございますが、あれがなんでこんなにも我々ファンに愛されるのか。

それは

  • 江ノ電をモチーフとした楽曲陣とコンセプトの面白さ
  • 鎌倉と江ノ島界隈を舞台にしたゴッチのフィーリングと妄想溢れるソングライティング
  • そもそも我々日本人が心の中で好きな古都・鎌倉を舞台にしているという親近感
  • その上で乗っかったラフな演奏によるパワーポップ

これらの要素が相まってのしっかりとした理由があっての奇跡の名盤なんですよ!同じようなものを狙って作れるレベルじゃないんですよ!まあ同じの作ろうとはしてないけど。

なので、仮にゴッチが「カマクラっぽいの皆待ってるだろうし、俺らもやりたいからやろっか」的なところで作っていたとするならば、あの感じは到底出ていないんですよ!あー伝われ〜!笑

カマクラは、メンバーがラフに作ったという苦労感以上に、完成された大名盤です。何度も聴いてしまいますし、僕は江ノ電に乗りながら駅名に合わせた楽曲を再生する「リアルサーフブンガクカマクラ」を敢行したほどですよ。笑 名盤なんです、奇跡すぎるくらいの。

なので、カマクラっぽいをやるよりも、新しくてビックリするような冒険をした新曲が聴きたかった…。

 

その他感じること

「ホームタウン」本編は10曲ですが、内2曲が既発シングルなので、もう少々濃い中身を期待しておりました。もう1,2曲“おおっ!?”ってなる面白い曲あっても良かったかなぁと。

キック四つ打ち裏ハットとかやってくれて良いんだぜ。ゴッチはいい加減恥ずかしいとかあまり気分ではないだろうけど。ただ、別にもう四つ打ちそんな流行ってないから!アジカンの四つ打ち名曲多くて好きなんだよ。

他アーティストの楽曲提供やコラボは新鮮で大賛成ですね。初回盤Disc2「Can’t Sleep EP」の「はじまりの季節」は本当心に響くしビックリしてしまった。ゴッチが曲書いたんじゃないの?っていう。THE CHARM PARKさんの憑依力すごすぎ、みたいな。

 

はじまりの季節

はじまりの季節

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最後に言いたい

とまあね、滅茶苦茶書いちゃったけれども、これから咀嚼することでまた印象も変わるかもなので、聴いていきます「ホームタウン」。すいませんね、あくまでも僕の私的な感想であり、全て愛あってのことですので、どうかよろしくお願いいたします。

最後にこれだけは言わせてくれ…。

ツアー期待してるからな!!!!

ライブ映えするだろう曲だもんね!

以上、愛を込めて。アッチでした!サンキュー!

 

音楽が自粛されることへの考察〜電気グルーヴの件で思うこと

どうもアッチです!

最近サブスクをぼちぼち使い始め、電気グルーヴモノノケダンスを聴きまくっていた私でございます。(アルバム「20」は持っているんですけども、バージョンがなんか違うんですよね。)  墓場鬼太郎のアニメも観ていたこともあり、マジで好きな曲なのでマジで聴きまくっておりました。その矢先での今回の騒動である。

 

とにかく急すぎたのと、意外性があったので本当に驚いた。やっちまったなぁ、馬鹿過ぎるなぁと心底残念な気持ちである。

とはいえ、正直なところを申し上げるとピエール瀧への興味や、好きの気持ちは特にこれといって無い。ピエール瀧が出ている映像作品をそこまで観ているわけでもないので。どちらかと言えば自分は石野卓球が作り出すサウンド・楽曲が非常に好きである。分かりやすくてキャッチーだけれどひとクセある踊れるテクノ。ツボを突いてくる音使い。実に心地良いんですよね。本当好き。なので、自分はピエール瀧どうこうよりも、卓球の精神状況が今はとても心配である。少し前にアナザースカイに電気グルーヴ2人で出演した回を観たが、本当に仲良しでここまでやってきたのだなと感心した。相方に裏切られたショックは計り知れないだろう。

電気グルーヴの音楽はカッコいいが、発言やスタンスがあまりにも独特でアウトローなところがありますよね。危うくて変態で狂ってる世界観。合法ドラッグさながらの“訳が分からないようでよくよく考えれば少し理解できるような気もするけどそんなのどうでも良いくらいとにかく変態”な彼らに心酔するファンも多く存在する。どうかそんなファンの人たちも、今回ばかりは心を鬼にしてほしいなとか思ったり。電気グルーヴのガチのファンってイタい人多いと思うんですよね。YouTubeでの電気グルーヴの映像のコメント欄読むと、ベタ褒めの感想ばかりでなんか怖いんですよね。サブカルじみているというか。電気グルーヴが好きな自分が好き、みたいなところもあるのではないかとか思ってしまうわけで。(妄想です、すいません)

まあ何故こんな嫌味をわざわざ書いたのかと言うと、ピエール瀧やっぱやってたかーww」みたいなノリは正直勘弁なのである。まーた良いネタできたな、的な。いやいやいや、犯罪やっちゃったからね、ってことですよ。そこはちゃんと怒ってやろうぜ、って思うんですよね。とはいえ、そんな冗談言ってないとやってられないくらいファンの人はショックなんだろうな…とか考えたりね。ともあれ、常識あるファンの人が正しい声を上げていることを願いながら、今回のテーマに参りたいと思います。敢えて事前にこう書かせていただくことで自分の気持ちを清算させていただきました。ファンの人たちがこれを読んでいただける可能性もありますからね。なのでしっかりと向き合いたいのです、真面目な性格なもので。ちゃんと後半にフォローがございますからね。笑 共に考えたいという気持ちももちろんありながら。

 

音楽は何故“自粛”の対象となるのか

こういったミュージシャンの不祥事について大体伴うのが、リリースされていた音源・CDの販売自粛や回収ですね。例によって、今回ピエール瀧の逮捕によって、電気グルーヴのCDの販売自粛と自主回収、配信停止をする旨をソニーミュージックが発表しました。少し前のことですとCHAGE and ASKAの件もですよね。ASKAも今回のピエール瀧と似たような感じのことをやらかしてしまい、それに伴って当時チャゲアスのCDの販売自粛や自主回収が行われたわけですけれども。

こういったレコード会社の対応について「やり過ぎじゃない?」とか「音楽に罪はない」みたいな意見が出ますよね。うむ、確かにその通りですよね。文字通りですが、音楽自体に罪はないわけですし、もう既にこの世に放たれているものですからね。

ただ、以前のサブスクの記事同様、やっぱり音楽ってどこか特別だよなとか思っちゃうところもあるんですよね。良くも悪くも。

こういった騒動が起こると、映像コンテンツに関しては割と速攻で手を打たれますよね。眼に映る、眼で見ることで得られる情報量や受ける印象の大きさみたいなところなのでしょうか。臭いものには蓋をしろ、じゃないですがとにかく世の中にその対象が晒されないようにテレビ局や映像コンテンツの制作会社が気を遣いますよね。

罪を犯してしまった人を見てしまうことで気分を害す人がいるかもしれない、そこからクレームが来るかもしれない、という様々な観点からの自粛ですよね。まぁ本当に最近の日本はクレーム社会ですから。手を打っておくだけ損はないのでしょう。

じゃあ音楽はどうなのかと。音楽なんてよっぽどじゃなければ該当のアーティストの音源を聴く機会なんてないですよね。聴きたい人が自分でチョイスして聴く、聴きたくない人は聴かない。もはやそれだけの話なのではないかと。なので、音楽に関してまで“自粛”するとはやり過ぎなのではないのか、と。そういった意味から現れる意見なのではないかと思います。こういう考え方の違いだけでも、“耳に入る音楽”と“眼に映る映像”の差はあるなぁ…とか思ってしまいますが。

実際、レコード会社だって本来は売りたいですよね。むしろ社会的な問題があればそれに食らいついてくる層もいるのだから、商機っちゃあ商機なわけですよ(凄く失礼な言い方を敢えてしておりますが)。だけれど、やっぱそうはやらないわけですよね。便利な言葉を使うのであれば、“大人の対応”をするわけです。結局はクレーム対策であったり、社会への面目を保つためなのではないのかなと。ベストな判断かと言われればそうではないのかも知れませんが、しょうがない決断ですよね。

 

“自粛”とはケジメだ

「やり過ぎだ」と言いたくなる理由として、罪の重さも関係してくるのでしょう。例えばこれが人を殺めてしまったり被害者が出てしまうような案件であれば、映像・音楽関係なくBANされて然るべきでしょう。世間からしたら大犯罪者ですからね。今回は違法ドラッグという、罪の度合いとしてそこまで凶悪的なものでもないところから、こういった意見を持ちたくなるのも無理はございません。ただ、見方を変えれば罪は罪、犯罪は犯罪。レコード会社の対応は別に普通と言っても良いんじゃないのかと思います、ぶっちゃけ。凄く広く捉えるのであれば、犯罪者が何商売してるんだ(CDが売れることで印税が入ったりすること)よ、ってことですよね。

あとはどのメンバーがやらかしたかにもよりますよね。今回の電気グルーヴもこの間のチャゲアスも、メンバー2人中の1人がやらかしたわけですが、「相方の方は何もしてないんだから酷くない?」ということですよね。いや、マジでそうなんですよ。例えばEXILEパフォーマー1人が同じことやらかしたらどうなるのか?わざわざEXILE全体で自粛するのか?とか思いますからね。そこのところ超曖昧ですよね。とは言え逆にソロの人がやらかした場合であれば、速攻で自粛なんだろうなーとか。結局は該当者の影響力がモノを言うのだろう、と。各会社の手腕が試されるところなのでしょうが、何にせよクレーム社会、まぁしょうがないのかな…と思っちゃいますよね。

社会へのケジメですよね、結局は。ある程度の見せしめと言いますか、とりあえず自粛の姿勢を見せることで社会への誠意を示すわけですよね。罪を犯した者へ、その罪の大きさも理解させるわけです。

音楽の自粛はもはや普通なのではないかと。ただそこに深い理由は無いと思うのです。

悲しいかな。けれども、「音楽には罪はない」という言葉の正しさだけは守り抜きたいですよね。そこは変わりはないと思いますから。

だから、ファンの人も辛いだろうけど、待とうや。本人がしっかりと今回の件を反省して戻ってきて、ほとぼりが冷めれば音楽はまた還ってくるかもしれない。還ってこないかもわからないが。

君はCDだってちゃんと持っているはずだ。現状に対しては辛く悔しいだろうけど、音楽自体は死んでいないし、聴けるはずだから。

ともあれ、残された相方の気持ち考えろよバカ野郎ですよ。そしてファンや応援してる人の気持ち考えろよクソ野郎、ですよ。マジで辛いわな。冒頭でやけにキツいこと書きましたけれども、電気グルーヴファンの人の心中はお察しします。だからこそ、心を鬼にしてくれと思うのです。(鬼日か!っていうツッコミは要りませんからな。笑)

ついでに、3/14現時点ではサブスク配信でまだ電気グルーヴ聴けます。笑 何ででしょうか。というわけでまたモノノケダンス聴きたいと思います。笑

ではまた、アッチでした!

 

 

もうすぐ30歳になることについて色々考えまくってしまうアッチ(軽めのご報告あります!)

どうも、平成元年生のアッチでございます。

まずは一つご報告がございます!と言っても大したことではないですが。

少し前ですが、当ブログがGoogle AdSenseの審査に通りました!わーい!

要はこのブログを収益可させるための広告ですね。詳しくは他のブロガーさんがご説明していると思うのでそれをご参考にしていただければと。

ブログ開設から2ヶ月での審査通過は割と調子が良いのではと感じております。とは言えアクセスは全然ないですが…。しかしモチベーションは上がりますよね。嬉しい。

広告収入は平和的ですよね。読者の方からお金をいただくわけではないですし、努力した分がそのまま還ってくる典型ではないのかなと。(記事がバズったりする運要素も多少はあると思いますが…) ともあれ、今後も良い記事、愛のある記事を書いて参りますので、少しでもお楽しみいただければと思います!

 

実際、ブログで収益を上げるなんて本当に難しいことだと感じております。そんなにこの世界は甘くはございません。今まで通りまずは楽しむ気持ちをもって取り組んでいきたい次第です。よろしくお願いいたします!

 

で、そんな意気込みとは裏腹に今回は比較的暗い内容(?)でお送りしたいと思います。特に誰にとっても役に立たないタイプの内容。

 

自分は今年30歳になるんですよね。20代最後の1年を少しでも良いものにしようと日々奮闘している次第ではございます。

時間は何もせずとも過ぎていくわけで、人間は生きている限り歳を取っていくわけでございます。こうして約30年生きてこられたことに関して、家族や周りの人々、環境に対して感謝の想いしかないところではございますが、やはり30代突入となると少しソワソワというかドキドキというか、正直軽くビビっている自分がいるところです。

29歳と30歳って物凄い大きな違いがあるなーと勝手に感じております。20代というもう戻れない領域への決別。ここまで来ちゃったんだなぁみたいなこと思ったりしています。

“30歳の準備”みたいな心の持ち寄り方は、28歳くらいから既に始まっていましたね。あーもうすぐだあーもうすぐだ、みたいな。楽しみにしている的な意味は一切ないです。笑 30歳かぁ…っていう気持ちでここのところずっと生きております。

要は臆病なんですよね。30歳ってもう社会的には大人レベルで言うならばポケモンタマムシシティあたりではないでしょうか。ポケモンの扱い方や街の歩き方にも慣れてきて、旅がノリに乗ってきた状態というか。人生の困難という名のジムリーダー戦もそこそこにこなしてきて、まだまだこれからポケモンリーグ目指してやっていくぞ的な。自転車もあるし、そらをとぶを使えば色々な場所へも行ける(ポケモンはそれまでに行ったことのある場所までしか行けませんが。笑)。自分で言っててよく分かりませんけどね。笑

20代というか、これまでの人生の振り返りみたいなのは脳内で行われておりますね。有難いことに、そこそこ濃かったなと。とは言え良いことと嫌なことがごちゃ混ぜで積み重なるミルフィーユみたいな感じですが。

人生の濃度指数を考えるのであれば、生まれてから成人するまでの間ってめちゃくちゃ濃いですよね。小中高と色々あったなーみたいな。そして20代も終わる。山あり谷あり。そんな濃かった日々が過ぎていくことも悲しいなーとか感じています。

果たしてこれからの人生は、それらを超えられるのか?という課題が自然と自分の中に存在しております。見えないものとの戦い。うーむ。

20代前半くらいまでは色々物事を深く考えがちな人間でした。そんな面倒な自分もどこか好きでした。その都度なんかしらの出口を見つけられたから今こうやってブログを書いているのでしょう。勿論、音楽にも救われたり、仲間にも救われてきました。面倒なことを考えずに生きていきたいと思っていたのに、またその症状が再発しているような気持ちです。しかもなんだか腑に落ちる出口も無い。そんな30歳手前です。

大人とは何なのか、とか考えます。

また、何が正解なんだろうな、とか考えています。正解よりもその都度正しい出口に行きたい。そんな感じです。

あと10年で人生折り返しか、なんてのも考えます。うむ、暗いです。笑

ともあれ、このブログはそんな考えや日々を払拭するための一つのツールではないのかと考えて向き合っております。微かですが、光へと導いてくれるのではないかと希望を感じております。

昔は音楽を作り演奏することをやっていたこともあり、また色々と日々が上手くいかず鬱屈していたこともあり、性格が今よりも多少ギラっとしておりました。やってやるぞ精神。負けてたまるか精神。勝手に感じている周りへの引け目への対抗心。かなりありましたね。昔の自分が切れ味のいいナイフであるならば、最近の自分はバターナイフなのではないかと。まろやかになったけれど、スタイルは曲げないみたいなところでしょうか。これもまたよく分かりませんけど。笑 (現在自分をバターナイフに例えることが個人的にバズっているのです。笑) そんな気持ちにさせてくれるのがこのブログではないのかなと。まだやれるのか自分?のアンサーがこの場なのではないのかと。頑張りたいです。

丁度槇原敬之の最新アルバム「Design&Reason」収録の「朝が来るよ」という曲の歌詞でこんなものがありました。

“50を過ぎた友人にどんな気持ちか聞いたときに

出来ることと出来ないことがわかるから楽しいと笑ってたっけ”

こんな考えで生きられたら良いなと思いました。背伸びしなくていいのだなと。

ただ、もう少し背伸びしたい自分もいるのが本音でして。でなければもっと諦めて生きております。ともあれ、この歌詞のような達観した姿勢もアリだなとか思いまして、まるで並べていたドミノが誤って倒れるのを防止するストッパーの如く自分の心に居座っているような気持ちです。

男は30歳から、とかよく言いますが今のところよく分かっておりません。恐らくは生き様みたいなものに対して当て嵌めている言葉なのでしょうが、“滲み出る”と“滲み出す”は違うと思っているんですよね。この先もう少し歳を取って、見た目や生き方から自然と生き様が滲み出るというよりかは、もっと自らコントロールしてそれを滲み出させていきたいですよね。“30歳ってこういうものだよね”となるよりも“これこそ30歳でしょ”という生き方をしていきたいです。年相応という都合の良い言葉が今後使えるのであれば、その使い所は自らが掌握していたいです。

あとはそうですね、優しい人でありたいです。最後はそこに尽きる。

よく分からないこと書いてすいません。KANA-BOON「オレンジ」が沁みます。

今後ともよろしくお願いいたします!分からないことだらけのアッチでした!ではまた!

 

槇原敬之「どんなときも。」アッチが愛してやまない1曲その4

 

誰しもが、心の中にずっと残っている思い出の一曲があるはず…音楽とは人生だ…。

 

ーアッチ・カタスミーノ(1989~)

 

 

どうもアッチでございます!段々春らしい気候になってきましたね〜。

今回はシリーズ第4弾、私アッチが愛してやまない一曲をご紹介していきたいと思います!

 

今回ご紹介いたしますのは、槇原敬之「どんなときも。」でございます。

どんなときも。

どんなときも。

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凄くない?この超ドベタで勝負するところ。

ご紹介もクソもないわけですよ。皆知ってるやろ!っていうレベルの超名曲ですよ。

ただ、語るのよ。それがアッチSTYLE。改めて皆さん聴いてみましょうよ、と。本当良い曲ですからマジで。

 

1990年のデビューから現在まで、天才シンガーソングライターとして日本音楽シーンの第一線をマッキーでございます。「もう恋なんてしない」「冬がはじまるよ」「遠く遠く」「僕が一番欲しかったもの」等、言わずもがなこれまでに名曲を数多く世に放っております。そしてご存知なのは、もはや国民の曲と言っても過言ではないSMAP世界に一つだけの花」の作者でもございますね。最新アルバム「Design&Reason」が2月にリリースされたばかりです。そちらもぼちぼち聴いております。是非!

「どんなときも。」1991年リリース(!)の楽曲でございます。当時僕は1歳半ですね…。累計CD売り上げ167万枚以上(wiki調べ)の、「世界に一つだけの花」同様、まさに国民の曲でございます。

本当改めて語るのが恥ずかしいくらいです。当たり前すぎるくらいに名曲ですからね。ともあれ語るのですが。

マッキーの優しい歌声背中をそっと優しく押すような、むしろ“誰もが同じ気持ちを抱えてるのだから共に行こう”と言ってくれるような歌詞が堪りません。

 

毎回聴いてて驚くことがあるのですが、音がめちゃくそ良いんですよね。毎回イントロで驚いております。「音良ッッッ!!」ってなってます。最近の録音と引けをとりませんよ。なんでや、って感じに音良い。とても1991年の発表の音楽には感じられません。まじでなんでやレベル。たとえベスト盤でリマスタリングされた音にしても、良すぎる。

そしてアレンジが秀逸すぎるのよ。イントロの印象的なピアノのフレーズと躍動的なパーカッションで一気に持って行かれますよね。全体的に楽器の使い方上手すぎです。小気味よく入るギターであったり、Bメロのナイアガラサウンドを彷彿とさせるパーカッションの入れ方であったり、気が利きまくっているんですよね。名曲には名演あり。ただ名曲と語るには言葉足らずなくらいに、計算されまくっているクオリティです。さすがマッキーと言わざるを得ない。

そしてマッキーはやはり歌詞なんですよ。ポップかつキャッチ―なこの楽曲ですが、ちゃんと歌詞に目を向けると、案外重たいこと歌われているんですよね。

消えたいくらい辛い気持ち抱えていても

鏡の前笑ってみる まだ平気みたいだよ

うーむ、中々考えさせられますよね。こんな言葉がこのポップなメロディーの中に潜んでいるというね。ただこのミスマッチさが凄いんだよな。マッキーは詞先で曲を書くことで知られており、言葉の大切さを相当に感じながら詞を書いていると思うのですが、正直ですよね本当。綺麗事で終わらせない正直さや素直さが感じられますよね。生き方、性格なんでしょうね。大好きですこういうの。全編にわたってパンチラインの応酬ですよねこの曲。最高なんだ。

そしていつか誰かを愛し その人を守れる強さを

自分の力に変えて行けるように

泣けます。

時代を超越する曲とはこのことなのです。凄過ぎます。今後もこの曲は次の時代また次の時代へと引き継がれていくのでしょう。

 

自分はこの曲を仕事に行く時や趣味のランニング中に聴いております。マジで背中を押されます。ランニング中は、いつも決まったコースでこの曲を再生してテンションを上げており、そこを通称“どんなときもロード”と心の中で称しております。

余談ですが、マッキーのTwitterも好きなんですよね。写真にいつもタバコが映っているのが愛しいんですよね。笑 覆い隠さないところ。それでよくあんな美声が出るな…と。

 

というわけで、是非皆さんも改めて聴いてみてください!アッチが愛してやまない1曲でした!ではまた!

 

 

サブスクリプションサービスと著作権、音楽市場への影響を考えるーサブスクリプション考察その2

どうもー!アッチでございます!

まずはTwitterからによる以下のつぶやきをご覧くださいませ。

これらのツイートは僕のTwitterのアカウント(@attchkatasumi)からによる、とある日の連続的なものでございます。

以前、音楽定額制配信サブスクリプションサービスについて、僕が思う事をいくらか語らせていただき、「いやー書けてスッキリしたー音楽最高ゥ!」なんて良い気持ちになっておりまして、とりあえず出し切ったつもりではいたのですが、ここのところまた思うことが出てきてしまいまして。上記のツイートの真意について深く話す感じにはなるのだけれども。この間の続編という位置としてまた書いていきたいなと。

前に投稿した記事はコチラ。

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 無料音楽アプリは悪である。けれどもだ

で、今回お話していく内容を考える事の発端となったのが、私アッチが敬愛してやまないASIAN KUNG-FU GENERATION(何度もブログで語っていますね)のボーカルゴッチのTwitterでのツイートを見ていたことです。

ゴッチも本当に音楽バカ人間(=確固たる信頼)なので、色々日々音楽について思うことを呟いてくれており、僕自身もそれを読んで日頃勉強させていただいていたり、またそれらに対して思うこともあるわけなのです。

で、ゴッチもサブスクについては様々な言及をしており、僕もまたサブスクについては気になって、実際に触れてもみて、でまた色々と感じることがございまして、以前のような記事を書くに至ったわけではございますが。

で、(前置き長くてすいません)その中でゴッチのリツイートや引用から少し引っかかるものを目にいたしまして。

事前に言っておきます、今から話すことはこれらの件に該当する方々を中傷したり否定するものでは一切ございません。むしろまた僕に考えるきっかけをくれた感謝と、また共に考えていきたいという気持ちの表れでございます。

何かというと、「無料音楽アプリを使う人への警鐘」ですね。

代表的なアプリは「Music FM」でしょうか。他にもあると思いますが、そういった無料の音楽アプリを使う人々への懸念や、そういったアプリを使える社会への懸念が伺える内容の文章を目にしたのですね。

いや、実際良くはないわけですよ。一切良くない。だって違法だもの著作権もクソもなければ、アーティストやレコード会社のことも一切考えられていないですからね。

無論、私アッチ自身も音楽が無いと息絶えてしまう人間の一人でございまして、こういった無法地帯な現状は嫌だねェと感じているわけです。

ただ、こういったメッセージを放つ我々自身に非常に違和感を感じることがありまして。それが冒頭のツイート②で言っていることです。

「無料音楽アプリを使うな」とは言えども、他はどうなの…?ということです。

 

 著作権で守られない場所

勿論、アッチ自身違法配信反対!の姿勢を崩さずにお話していきますが、一旦ここで記憶に新しい最近の事例を挙げてみましょう。

少し前にメディアでも取り上げられ話題となった漫画村ですね。人気のタイトルが違法でその漫画の紙面が無料で読めてしまうという言うまでもなく悪質なサービスですね。僕も漫画は好きですし許せないところではございますが。

漫画村」はその悪質なサービスにメスが入り、見事にBANされましたよね。(確かアクセス不可になったとかなんとか) 非常に良いことだと思います。でなければ漫画家さんや出版社も死んでしまうし、行為としても良くないですから利用できなくなって然るべきです。

これは、実際に法的な措置が取られたことによる進展ですよね。で、今まだ現存する無料音楽アプリにはこういった措置が行われていないわけですよ。それが問題点その1使える環境がある、しかも無料で!っていうね。

そういった悪質なアプリやサービスを摘発していかねばならない負の現状にある今の社会に問題があるのは間違えないのだけれども、自分達はどうだろう?ということも考えなければならないのではないかなと。それが問題点その2。

音楽が好きな人たちがこぞって「無料音楽アプリなんか使ってんじゃねーよ」と言うのは、勿論賛成なんですよ。ありがとう、とも思える。しかし世の中には様々のサービス(YouTube等)が溢れていて、実際その恩恵受けちゃっているよね?ってことなのです。

例えば、違法な音楽配信がCDセールスや配信等の売上減少(またはサブスクでのマージン減少)に加担しているとすれば、YouTubeで一般のユーザーがアップロードしているライブ映像は、そのアーティストの映像ソフトの売上減少にまた加担していますよね、ってことです。お笑い番組やバラエティ番組、ドラマや映画の違法アップロードにも同じことが言えるでしょう。

果たして、それらを絶対に利用していないって皆言えるの?ってことです。

 

音楽が好き、だけで音楽は守れない

音楽が好きな人が、そういった非合法な音楽の聴き方をする人に怪訝な顔で見るのは分かる、ただそこでマウントは取れないよ、ってことなのです。そりゃキミの方が思い入れがあるんだから、っていう。

センシティブな問題ではあるとは思います。ただ、気持ち悪いんですよね。それが③のツイート。その人自身(もしくは自分自身)が特定のモノの魅力に取り憑かれ過ぎて、その周りにあるモノに目を向けられないのが怖いのです。

音楽はこの地球上にありふれたものの一つなんですよ。本当悪い言い方をすれば、無くたって生きていけるもの。

音楽のことしか考えられない音楽ファンの人が一番イタいですからね。音楽ではないものを信仰して生きている人沢山いるよ。と。むしろ音楽だって様々な世界との関わりで生まれているんだから、と。

無料アプリでも音楽聴きたいんだな…音楽好きで嬉しいね、って思う。

良くないけどね、絶対。ただ、そのくらいありふれた文化なんですよ。そんなに強く言えない。これまでの話も踏まえてね。

少しスケールが大きくなってしまいましたが、要はもっと周りを見て自分の襟を正していこうぜ、ってことです。

気を付けていきたいですね。無料音楽アプリを使う人に対しても「ふざけんな馬鹿ヤロウ!」なんて言い方はせずに、「そんなにお金もかからんし、せっかくなら良い音でもっと色々な音楽聴きたくない?」って感じで良さをアピールして伝えたいですよね。サブスクは楽しいですから。

ともあれ、法規制がもう少ししっかりすれば良いなとマジで思います。そしたらYouTubeとかも死ぬと思いますけれどもね。

 

マキシマム ザ ホルモンという聖域

で、一つ例に挙げるべきなのは、マキシマム ザ ホルモンですね。皆さんご存じ。最高ですよね。「これからの麺カタコッテリの話をしよう」買いました。

彼らのセールス戦略や、また上記の違法性の高いサービスへの規制・抑制が完璧なんですよね。成功しちゃっているのよね。

違法アップロード反対という強いメッセージを掲げ、それに伴う行動を起こしているわけです。配信・CDレンタル一切無し、あくまでも「CDと映像ソフトは買ってね!手に取ってね!」「違法で聴くなよ!観るなよ!」という確固たる姿勢。また、買っても損はない、むしろ買うしかない充実のパッケージ。流石すぎるのですよ。そしてそれを成功させちゃってるのよね、このご時世で。メンバー及びスタッフの努力に尽きますよ。そしてそのやり方についていく腹ペコの方々の心。素晴らしい環境を創り上げていますよね。

どのアーティストもここまでやれとは言えないけれども、同業者のみならずあらゆるコンテンツを取り扱う業種の方々は見習うべき姿勢ですよね。やってのけているバンドがいるのだから。

 

流行歌が聞こえる世界は素晴らしい

で、ちょいとサブスクの話に戻ります!

上記違反アプリ含めてサブスクを利用する人が増えておりますが、改めて“個別で販売されている音楽”に目を向けてみたいのです。

以前投稿したサブスク考察記事と、上記①のツイートにも同じようなことを書いておりますが自らチョイスして音楽を買うことの尊さはいつまでも訴えかけて行きたいんですよね。

サブスクでは無限大に新しい音楽と出会うことができますが、一つのアーティストや音源に対して特別にお金をペイすることには大きな意味があると思うのですね。以前に書いたことと重複いたしますが、アーティストへの還元や応援の意味と、音楽に対する思い入れの芽生えですよね。あとはお金を払うことによる自らへのトライアルですよね。“自分が本当に好きな音楽はコレなんだ”という確固たるものを作る機会でしょう。(ついでに、ペイの究極はライブに行くことだと考えております) 言わば信仰心、もとい愛情ですね。(旧い考えで申し訳ないですが…)

そしてもう一つ大きな意味があると考えております。それは“世間への影響力”でございます。

と言うのは、CDや販売における配信の売上が一番分かりやすいのではないか、と感じるんですよね。それは“音楽を普段聴かない人々に対しても届く”といった意味でもですね。音源が売れることによってTVやラジオ等のメディア露出も増えて、耳にする機会が増えますよね。全然大したこと言っていないですが、これまでこのようなサイクルによって流行歌というものがその時代その時代で生まれてきたわけですよね。

例えば、昨年世間に大きくその名を轟かせた楽曲は米津玄師の「Lemon」ですよね。元々大人気であった彼ですが、ドラマの主題歌であったことも相まって世間の認知も更に広まり、またメロディアスな楽曲の世界観は多くの人々の心に響き、フィジカルCDの出荷枚数40万枚以上、配信ダウンロード数が200万以上と大ヒットとなりました。結果的にこの楽曲で彼は紅白歌合戦出場も果たし、まさしく“2018年の代表曲”となったわけです。

この数字は、米津玄師がサブスク進出していないことで出た“分かりやすい数字”ですよね。買うしかないっていう。その結果として、“こんだけ今売れているんだ、人気なんだ”という誰にでも見て分かる座標が生まれたわけです。僕としては流行歌が生まれる世界が健康的だと思っております。時代を映し出す楽曲があるのは面白いことですよ。たとえその曲をちゃんとは聴いていなくても、ふと耳にして「あの頃はこんな音楽あったなー、あんなことあったなー」みたいな感じでその時代を思い出したりできますもんね。売られている音楽が手に取られ売れるサイクルというのは少しでも残ってほしいなと思うんですよね。でなければいつまでも過去の音楽にすがる時代が来てしまうのではないかと危惧しております。

フレッシュな音楽がより多くの人々の耳に届いて新しい音楽の時代を作る文化、消えないでほしいですね。

とはいえYouTube発信でバズったDA PUMP「U.S.A.」もありますけどね。うーむ、YouTubeの影響力は凄まじい。

オリコンのランキングに「ストリーミングランキング」なるものがあるのを知りまして、覗いてみたのですが、結構アーティストが偏っているんですよね。サブスクに関しては“結構音楽好きな人”のものだと思っているので、世間への影響力的な意味では少し内向きなのではないかなと感じております。まあ影響与えれば良いってものでもないですが。ただ、音楽はあくまでも皆のものなのでね。音楽を耳にする機会が増えることが楽しい社会を作っていくきっかけなのではないでしょうか。説明下手ですいません。

 

うーむ、今回も語ったな。時間かけた。笑

恥ずかしながらこのブログも同じ気持ちでやっているんですよ。音楽好きの人にだけ届きたくない、ってね。そう思えるくらい音楽好きですよ。多くの人に音楽の素晴らしさを。

というわけで今回も長々とすいません!アッチでした、ではまた!

 

 

 

何故三郷市文化会館がライブツアーの初日で使われるのか?〜「翔んで埼玉」ブームにあやかってみる男

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どうもアッチでございます!ばくれつけん!というわけで今日も元気にやっていきたいと思います!

 

映画「翔んで埼玉」が大ヒットしているようですね。実は僕も埼玉県民でございまして、少し気になっている今日この頃でございます。GACKTの役が気になりますよね。

で、本日はそんな埼玉ブーム(?)にあやかりまして、僕が以前から抱えている埼玉に関するとある謎についてお話していきたいなと。あとは皆さまのプチ知識ともなれば。

 

埼玉県は三郷市、ここに三郷市文化会館というホール会場があるのですが、多くのアーティストが全国ツアーを敢行するにあたって、初日の公演でこの場所が選ばれることが非常に多いんですよ。光栄なことですよ、正直嬉しいです。

私アッチはこの三郷市文化会館に何回も訪れております。ただ、全て仕事でです。実際にライブが行われる会館内の大ホールにも何回も入ったことはありますが、これまでにしっかりとしたアーティストのライブは観たこと聴いたことはございません。

ただ、前々からこの件については気になっておりまして、思ったことや分かったことを、色々書いていこうかなと。

 

三郷市文化会館でのツアー初日公演実績

過去にツアー初日に三郷市文化会館でライブを行ったアーティストと、直近でライブを行うアーティストを挙げてみたいと思います。

□過去にツアー初日公演を三郷市文化会館で行ったアーティスト

GLAY(2010年)

ポルノグラフィティ(2010年,2017年)

SILENT SIREN(2015年)

家入レオ(2016年)

及川光博 (2016年)

・高橋優 (2017年)

・the GazettE (2018年) etc…

■直近でツアー初日公演を三郷市文化会館で行う予定のアーティスト

及川光博(2019年3月)

UNICORN(2019年4月)

 

ということで、そうそうたる方々がツアーの初日公演を三郷市文化会館で行っております。ミッチーは度々ここでライブを行っている記憶がありますね。もしかすると上記の開催年以外にもあるかもしれないですね(情報収集不足ですいません)。この実績は本当に凄いですよね。

 

何故三郷市文化会館を初日に選ぶのか

知り合いの方から話を聞いたことがあって、三郷市文化会館は音が良いから初日の音確認を兼ねたライブにはもってこい」ということです。凄いですよね。で、実際に文化会館のホームページで機材関連を調べてみましたが、どのメーカーのどのスピーカーを使っているか等は詳しく記載されておらず分かりませんでした。すいません。

 

調べていて出てきたのは、東京都内からアクセスが良い(近い)ので、セットや照明、バンドセットなどを搬送・搬入して前日からの通しリハーサルが出来ることが都合が良い、ということですね。これはごもっともですね。とにかく長期的な全国ツアーを回るにあたっての最終的な感触を確かめるのには丁度良いと。理に適っております。

 

個人的に感じるのは、お客さん側としても都内からのアクセスが良いのでチケットが捌け易いというのもあるのではないでしょうか。初日をソールドアウトすることによってツアー自体も活気付くのではと。アーティストの気持ちも乗りますよね。

 

音の良し悪しについては確認が出来ていないのですが、観客席からステージが非常に見やすく、ステージから見ると前方から後方に向けて緩やかな傾斜で上がっていく形になっているんですね。なので、ステージから見ても観客の反応や表情が確かめやすいのではないのかと。その反応を基に、より完成度の高いライブにしていくべく微調整をしていくのかなぁなんて。

 

ともあれ、三郷市文化会館、本当によく出てくる会場でございますのでチェックしていただければと思います。埼玉の誇りです。

 

アッチ的“埼玉指南”

ただ、例えば遠方であったり埼玉の土地勘が無い方がライブ等の用事でこちらに来られる場合は注意が必要です。

 

まずは今回のテーマでもある三郷市文化会館。電車でのアクセスはJR武蔵野線三郷駅のみという極めて不便なパターンでございます。そして、駅を出てから文化会館までの距離が地味に遠いです。そこそこ歩きます。

「せっかくの埼玉でのライブだから、少し埼玉満喫しちゃおっかな!」なんて気持ちでライブの開場時間よりも早く三郷駅に着いたとしましょう。文化会館界隈では時間を潰せるところマジで無いです。そもそも埼玉は何もないのですから。(「翔んで埼玉」のHPのあらすじ紹介にも「“何もない場所”埼玉県」と書かれております。笑)

ともあらば、三郷駅から1つ隣の新三郷駅に一時着陸することをお勧めいたします。ららぽーとがございますので、時間を潰すのにはもってこいです。そこから少し歩けばIKEAコストコという外資系ストア2大巨頭も待っておりますので、楽しめるはずです。

ただ、万が一早めに三郷駅に着いてしまったとしましょう。三郷駅南口を出て歩いてすぐのところにBOOK OFFがございます。そこそこ時間は潰せるはずです。そうしても時間が余っているようであれば駅近くにドトールがあるのでそこで一旦チルアウトしましょう。珈琲に舌鼓を打ちながら、その後に観る予定のアーティストの音源を改めて聴いて予習を行い、ライブ前のテンションを高めるのが吉ですね。非常に建設的な判断でございます。

 

ついでに、私アッチは今月よりスタートするASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2019「ホームタウン」の5月越谷サンシティホール公演に参戦予定でございます。

同じような境遇の方、お気をつけください。越谷もマジで何も無いです。

開場まで時間を持て余すようであれば、ここはサンシティホール最寄駅のJR武蔵野線南越谷駅から1つ隣の駅で一時着陸しましょう。埼玉県そして我々埼玉県民が誇りに誇る一大テーマパーク「イオンレイクタウンがその壮大な姿で皆様方の御来場を心よりお待ち申し上げております。ショッピングからお食事まで一通りは何でもございますので、時間潰しにはこの選択が最も建設的ではないのかなと。館内には日本一大きいと言われるヴィレッジヴァンガードも常設しておりますので、プラプラとしていれば間違いはないでしょう。

 

さいたまスーパーアリーナもしくはHEAVEN'S ROCKさいたま新都心が目的で、JR京浜東北線さいたま新都心駅に上陸される方々。万が一ライブ前に時間を持て余すのであれば、迷わずに駅から歩いてすぐに位置するショッピングモールのコクーンを目指しましょう。とりあえず時間は潰せることでしょう。映画を観てしまうのもアリですね。コクーン館内にはヴィレッジヴァンガードもございます。言わずもがな建設的な判断でございます。

 

大宮ソニックシティ目的で大宮駅に上陸される方々。まぁ大宮はそこまで問題はないですね。なにせ大宮は埼玉の東京ですから。新幹線も通っておりますし、百貨店にデパート、レストランに飲み屋、オフィス街にゲームセンターと一通りは揃っており、東京と言う名の仮面を被った街としてその名を轟かせておりますから。なんと!BOOK OFFもございます。間違いないですね。また、電車や鉄道関連に興味のある方は鉄道博物館に足を運ぶのも一つの手でしょう。極めて珍しい、埼玉の独自性を感じられる施設でございます。是非。

 

埼玉県民の悲しい性

というわけでですね、自らタイトル回収をしましたよ!笑 ちゃんとあやかってやりましたから。

埼玉は本当に何も無い場所なのです。何も無さが全体を占めながらもそこに凛然と秩父長瀞大自然が織り混ざっただけの土地なのです。草加煎餅深谷ねぎの二大巨頭でやっているんです。熊谷の真夏の猛暑で注目を浴びたいだけなんです。免許センターが鴻巣にあるという世界七不思議の一つがあるだけなんです。何も無いんです。こんなことは言いたくないのさ〜♪ですよ。(by くるり「青い空」)

くれぐれもライブ参戦や気紛れなお出かけの際はご注意を。肝に命じていただければ幸いです。

 

とは言えな、

こんな埼玉が大っ好きやねんなぁ…!

アッチでした、ではまた!

 

 

次世代ロックシーンはKANA-BOONが天下を獲るべきだ!

どうもアッチです!本日も愛を込めて音楽のこと話してまいりますっと!

今日も次から次へと新世代若手ロックバンドが世に頭角を表していくご時世ではございますが、2010年以降デビューのバンドで僕が1番好きなのはKANA-BOONでございます。

そしてタイトルにもございますように、是非ともKANA-BOONには次世代ロックの天下を獲ってもらいたいのです!

何故僕がここまで彼らのことをプッシュするのかお話しさせていただきたいと思います!

 

ご存知KANA-BOONですが、4人組ロックバンドで出身は大阪府堺市でございます。

僕も当ブログにて散々愛を語っているアジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)への強いリスペクトを掲げておりますね。そんなアジカンのイズムを受け継ぎながら、いやもうむしろ越えていくくらいの骨太なロックを鳴らしてくれているバンド、KANA-BOONでございます。

とにかく早くKANA-BOONはスゲエってことを書きたくていじらしいのですが、まずどこまで説明してから始めていけばいいものか。ってかこれ読む人は大体知ってますよね。

アッチとKANA-BOONの出会い

KANA-BOONは一気に売れた。そりゃもうドカーンと。

今日まで続く“若者が引っ張る”J−ROCKブームみたいなものは、あくまで僕の体感ですが10年以上前くらいからあったと思うんですね。時代に順応していくように時には“踊れるロック”ならぬダンスチューンを前面に打ち出した楽曲を得意としたバンドであったり、また時には古き良きブルースやロックンロールの空気感を踏襲したTHE BAWDIESのようなバンドであったり、そして現在進行形とも言えるアシッドジャズやシティポップのお洒落なコード感や曲調を意識したSuchmosのようなバンドであったり、様々なバンドが日々その姿を世間に表してきたわけです。

KANA-BOONに関してはその中で言う“踊れるロック”部門出身と言っても良いですかね。まあ当初のイメージですが。このイメージは後に見事僕の中で覆されていきますのでお楽しみを。

 

まあとにかくKANA-BOONは一気に売れたんですわ。

ないものねだり

ないものねだり

  • provided courtesy of iTunes

インディーズ時代からの代表曲「ないものねだり」を筆頭に、2014年のキューンミュージックからのメジャーデビュー後すぐの「盛者必衰の理、お断り」「1.2.step to you」「ウォーリーヒーロー」「結晶星」四つ打ち裏打ちハイハットナンバーを連発し、それはもうケダモノのように踊り狂いたく悶える聴衆の鼓膜を見事ブチ抜き、高速ダンスナンバー「フルドライブ」で完全にトドメを刺したわけですね。完全にKANA-BOONとキューンの圧勝。作戦勝ち。勢いがヤバかった、マジで。アジカンを過去にした、言われてましたからね(と言うか、その通り!笑)。

フルドライブ

フルドライブ

  • provided courtesy of iTunes

しかしこの頃のKANA-BOONは嫌いやったでえ?「クソがよお毎回変わり映えのない分かり易い四つ打ちばっかやりやがって日和ってんじゃねえぞオラ!」思ってましたからね。

だけどね、言うて僕も四つ打ち裏ハットは大好物でございまして、ヨダレジュルリなってしまう性分ではございますが、なんだかんだ聴いちゃうのよね、KANA-BOONを。

クソやなあ思いながらYouTubeで聴く。何回も聴く。おやおや完全にクセになってますねアッチさん…。

クソやなあ思ってはいたけれども、上手いな凄いなとは重々感じていたわけですよね。谷口鮪って奴名前謎だけど少年みたいでめちゃ良い声してるな。ギターの古賀氏はめちゃくちゃ弾ける人やなあ、とか感じておりまして。しかもメロディはキャッチーだし音もカッコ良いし。センスヤバイよね実際…っていう。

シングル「フルドライブ」以降、2ndアルバム「TIME」までの流れが良かった。彼らのパブリックイメージを一蹴するミディアムナンバーの「生きていく」、そして大本命超絶名曲のストレートなロックナンバー「シルエット」と、徐々に四つ打ちバンドのイメージをズラしながら、新たなバンドの一面(というかむしろ本質かもね)も世にさらけ出していったわけです。(元々インディ盤「僕がCDを出したら」にもそんな名曲ありますけどね)

シルエット

シルエット

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そして2ndALの「TIME」もめっちゃ売れたな!からの単独武道館公演!瞬く間に完全にトップ走っていったわけですよ。

この頃のアッチさんの心はまだ半開き、いや7分開きといったところでしょうか。まだファンにはならんぞ〜!みたいな。笑 だけどめっちゃ聴いてましたけどね。

アッチ、KANA-BOONの虜へ

その後もちゃんと聴くのよ。完全に気になってるから。気になるあの娘的な存在だから。笑 で、インディーズ時代のもう廃盤になってる曲をYouTubeで漁ったりしていたんですね。するとどうだ、“いや、才能ヤバくない?”みたいな。“「スノーエスカー」とかマジなんだよ、才能怖いわ”みたいな。

なんだ、彼らの今世に出ているクオリティは昔からのホンマもんなんだね!スゴッ!っていう。

当初あんだけ毛嫌いしていたのに、ここで完全心パカーン開いたんですね。

2016年3rdAL「Origin」が発表されます。本編自体も非常に高いクオリティと新たなバンドの一面を出すものばかりで良いのはもちろんなんだけど、これの初回盤のDISC2KANA-BOONが人間をつくります。」ってやつ。

なんでもインディーズ時代に連続的にリリースして行っていた企画みたいなのだが、これに対する僕の印象“インディーズの頃からどエライことやってるな!感心しかねえ!”っていうね。そういう目線で音楽やってるのね!そういうこと歌おうとしてるのね!っていう。だって「人間をつくる」ですよ?“あぁ、人を歌いたいんだ”、っていう感心と感動。残る音楽作ろうとしてるやん、っていうね。その姿勢素敵やん、っていう。

この「KANA-BOONが人間をつくります。」ラストトラックの「Construct Connect」私、涙を流します。良い曲過ぎるんだよ…歌詞良過ぎか…ラストのサビ鳥肌立ったわ…!!どんだけ俺の背中を押してくれていることか!!

ハイッ!KANA-BOONファンの出来上がりです!笑 以降ぜーんぶ聴いています!

KANA-BOONにこそ天下を獲ってほしいワケ

ではではアッチさん、アンタがKANA-BOON好きなのは分かったけれども、天下を獲れなんてのは言い過ぎじゃない?って話になってくるわけですよ。ここからがいよいよ本題ですが。

別にファンだから贔屓で見てるんでしょ?って声もあるかと思いますが、まあ多少はありますよ。笑

でも、KANA-BOONの音楽には未来を感じているわけですよ。と言うか、KANA-BOONが残ってくれないと日本の音楽界、ロック界終わるで?くらいに思っております。

何故か。

  • メンバー全員がハイパフォーマンスで、かつ大衆に受け入れられるキャッチーなメロディが掛け合わされたバンドである

谷口鮪、彼は天才よ。なんでこんなに良いもの作れるのかなってレベルのメロディのキャッチーさ、ポップさ、語感の良さとチョイスの良さ。鬼キャッチー。

4thAL収録の「ディストラクションビートミュージック」なんてその集結みたいなものよ。初めて聴いたとき自然と笑みがこぼれましたからね。

J−POP的な展開や分かりやすさが全体的な楽曲の特徴でもあり、彼ら自身もそう言った音楽を血肉に変えて吸収してやっているんだろうと思うのだけれど、ぶっちゃけそんな音楽聴かない人にでも自然に届きますよね。KANA-BOONの音楽は。

僕自信が割と分かりやすい音楽が好きで、とか言いつつZAZEN BOYSなんかもライブ行き倒すレベルで好きなんだけれども、分かりやすさ=良さ・強みでしかないわけ。

さらに先述の「〜人間をつくります。」でも感じたけれども、彼らは残る音楽を作りたい人たちですよね、根本的に。そこよね、人々の心に残るっていうのは。

皆が好きなのが好きなのだろうし、実際それに敵う楽曲のクオリティなわけですよ。

とは言え実際キャッチーであったり、耳に残る曲を作る人は他にもいるわけで。ただ、それでも僕がKANA-BOONを推す理由。それは、彼らが本格的なバンドの上手さがあるから。

日々目まぐるしく流行が変わるものだから、近年のロックってどうしても若い人向けの文化だと思うんですよね。おそらく現在、そんなロック界と一般的な大衆の世を結び付けているのはback numberやRADWIMPS,米津玄師あたりなのかなと。売れてるしな。

だけれどKANA-BOONみたいなのはいないのよね。大衆に届くべきキャッチーな詞曲で後世にも残るべき楽曲と、プロフェッショナルな技術があるバンドっていうのが。上手いんだ。演奏力もあるし、楽曲のアレンジも上手い。

キャッチ―+クオリティ+残っていく音楽性=最強なんです。これは僕の中の定説。

それを現在進行形でやっているのがKANA-BOONなのだよ。

だから、KANA-BOON消えたら音楽界終わるぜ、マジで。つまんねーよそんなんは。

だから担ってもほしいなとか思っちゃうんですよね。ロックの格好良さも伝えられるし、楽器触る面白さも伝えられるし(これ重要!)、ダンスできる楽しさも伝えられるし、しっかり沁みるように心に届けることもできるし、っていう。

KANA-BOONが出す曲出す曲、聴くたびにぶっ飛んでしまうわけですよ、最新epのリードトラックネリネなんてポップ過ぎてホンマこいつら信用できるミュージシャンやな思いましたからね。やりたいことやっちょる。 

ネリネ

ネリネ

  • provided courtesy of iTunes

そして、彼らは華がありますよね。彼ら=KANA-BOONという目を引くところがちゃんとありますよね。これ大事。

どうかねー、KANA-BOONがロック界、音楽界の天下を獲ってほしい、マジで。あっちいってこっちいっての文章で申し訳ないですが、伝わりましたでしょうか。いや、伝わり切らないな。笑 すいません。

 

現在開催中の47都道府県ツアーのZeepTokyo公演も行きました。弟も好きだから2人で行ったよ。初めてKANA-BOONのライブ行ったよ。

悔しいな、フロアはガラガラだった。こんなんなん!?っていう。ちくしょうよ、皆すぐに飽きやがって。喫煙所も誰もいなかった。おそらく10代ばっかなんだな、カルチャーショックだったよ。それでもちゃんと来てる10代最高。人少ない分最高に観やすかったよ。彼らからすると不本意かもしれないけれども、僕にとっては贅沢でしたわ。周りの心配せずに彼らの音楽を浴びられましたからね。最高のライブでしたわ。もっと多くの人にずっと愛されるべきなんですよ。

いやー、本題外れて想い大きくなってきちゃったな。笑 書きながらウルってしまった。

KANA-BOONはマジで今の若いバンドの中だったらダントツですね。

アジカンなんかさっさと越えちゃえばいいんだよ。笑 どっちも愛してるから言うけれども。笑

鮪がテレキャスターを表立って弾くようになったのも感慨深かったなあ。完全アジカン憧れじゃないところ行こうとしてるね、みたいな。

鮪は天才だし、4人なら絶対大丈夫。流行り廃り関係ないで。少なくとも、音楽を愛している自分はKANA-BOONを愛しています。

自分とは学年1個下にあたる彼らですが、本当応援してますわ。最高だぜ貴方達。

 

長々と申し訳ございませんが、今回もバチコリと語らせていただきました!書きたかったことまた一つ書けた!ちゅーわけでまたよろしくです!アッチでした、ではまた!