アッチの街の片隅から愛を込めて

迸るほどの愛を込めて、濃厚かつ丁寧に音楽その他色々を語ります。それとクラウドワークスでの副業記もボチボチと。

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アジカンの最高傑作は「マジックディスク」異論は認めない

どうもアッチです!今日も元気にいきますよー!

まあタイトルの通りです。僕の大好きなバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONもといアジカンについて語っていこうと思うわけですけれども。

 

www.atsudays.work

 

最新作の「ホームタウン」について先書くか否かってことで迷ったのですが、ここは素直に自分のfavoriteについて書いていきたいな、と。

アジカン名盤番付に終止符を打つ!

アジカンはデビューから現在に至るまで実に9枚のフルアルバム(再録盤ソルファ除く)、2枚のミニアルバムを世に放っております。

彼らの音楽への飽くなき探究心により、作品毎にその毛色や肌触りが異なり、どの作品でも違う印象を楽しませてくれるのは言わずもがなでございます。また、年数が経つにつれて歌唱力や演奏面の成長を感じさせてくれるところも、我々リスナーにとっては大きな楽しみでございまして。

非常に作品数も多く、またファンも多いバンドですので、アジカンは◯◯が一番の名盤だ”みたいな話が各所各所で出てくるわけですよ。好きな人ほど作品に思い入れもあるでしょうし、語りたくもなりますでしょうしね。

分かりますファンの皆さんの気持ちは。初期が良いだ「ホームタウン」が最高傑作だとか、言いたいことは分かるんですよ。

だがしかし、今回その論争に私終止符を打ちます。

「君繋〜」「ソルファ」が最高だとか、あの頃が良かったとか言う人、荷物をまとめてお帰りください。笑 そういう人たちは死ぬまでそのアルバムをリピートしていてください。

 

そうズバリ、

アジカンの最高傑作は「マジックディスク 」異論は認めない

ということです。

 

皆さんあーだこーだ言いますが、これが正解なんですよ。思い出補正とかは抜きですよ。あくまで平等な目線かつ冷静な判断のもとです。

少年よ、「マジックディスク 」をすこれ。

何故「マジックディスク」なのか?

あくまでも僕の一意見ですので適当に聞いていただければ。笑

例えば、僕がアジカンを聴いたことがない人に1枚アルバムを薦めるとしたら、無難にベスト盤の「BEST HIT AKG」にします。何故なら代表曲もあり、アジカンのパブリックイメージである“疾走感ロック”があり、かつ様々な彼らの幅広い音楽性がざっくり解るであろう1枚であるから。

実際アジカンアジカンカラーみたいなものが強いので、オリジナルアルバム1枚渡して“どうよ?”ってのは少し難しいと思うんですよね。ハマらない人には一切ハマらないでしょうし。

ただハマるともう抜け出せなくなるんですよねアジカンは。そして飽きない。

なので、今回お話しさせていただく「マジックディスク」に関しましても、最初に薦めたい1枚!というよりかは、少しアジカンに興味がでてきた人向けなのかなと。

前置きをしたところで、早速語って参ります!

では、何故「マジックディスク」が一番かということになってくるわけですけれども、まずこれらのことが言えるわけです。

これらのことが言えるアルバムなのではないかと。

名曲が粒ぞろい、これは言わずもがなですよね。「新世紀のラブソング」「マジックディスク 」「さよならロスト〜」「迷子犬と雨のビート」「青空と黒い猫」「架空生物のブルース」「ラストダンスは悲しみを乗せて」「橙」いやこれ強すぎるだろって話になってくるわけですよ。(ボートラのソラニンはクソどうでもいい)

何これ、この名曲の集合体。2001年前後の巨人か!(仁志・二岡・高橋・松井・清原・江藤・清水・元木)ってなってくるわけですよ。走攻守揃ってやがる…っていうね。

いやね、そりゃどのアルバムも良いですよ。ワールド×3なんかもハイクオリティの楽曲揃いですし、カマクラの“らしさ”なんて最高なわけですよ。はたまた最新作ホームタウンも現代の世界水準の音質をギュッと閉じ込めた、アジカンでしか鳴らせない作品なわけで。

ただね、違うんですよ。「マジックディスク 」収録の楽曲の圧倒的クオリティはハンパないんですよ。

クオリティでいうと「新世紀のラブソング」だけ既にで年間20勝投手になるくらいなんですよ。とにかく凄いよね、聴けば聴くほど。そこに「迷子犬」選手もいるんすか!?っていうね。何あのポップさ。超ピースフルでさ。全人類に向けて鳴らせるポップロックやろあんなん。「さよならロスト~」選手は神曲ですか?2017年新春の武道館アンコール号泣したよ?いやさらに「ラストダンス~」選手まで…!メロディも歌詞も演奏も最高すぎるんじゃってやつじゃないですか。アジカンの4つ打ちは極上なのよ。そうだよ俺だけに罪はねーんだよ。ありがとうだよ。何千回聴いたかレベルですよ。しかもそこに「橙」選手が抑えのリリーフでいるのか!と。キメが最高すぎるだろと。お前のポップは涙を誘うよ、と。もう涙しまくりな曲の数々。

相対的に見て“スゲースゲー&スゲー超スゲー”な楽曲が集まった、オバケアルバムなわけですよ。

(もちろん上で挙げていない「マイクロフォン」達も好きだぜ。)

クオリティ、というところなのですが、例えば「センスレス」や「ナイトダイビング」に現れているような楽曲自身の構築力的なものとはまた違うんですよね。

メロディはもちろん、ゴッチの温かみや優しさが感じられる詩、バンドとしての確立されたオリジナリティというところが頭一つ出ている(というより、そこの部分の強みがより強固な)曲ばかりですよね。

全体的な楽曲のアレンジに関しても、「めちゃくちゃ模索しました!」というよりかは「模索した結果これしかないです!」という感じで、バシーンハマっているものばかりだと思うんですよね。楽曲を表現する上でこれ以外正解あるか?という。穴もなければ無駄もないというか。

僕がこう話していて、ここらへんの価値観の共有や伝え方は難しいんですけれどもね。

しかし本当異常です異常。頭おかしい。凄すぎる曲の集まりです、はい。

“ゴッチアルバム”という言葉の解釈を改めよ

で、よく「マジックディスク 」は“ゴッチアルバム”だなんて言われますよね。本人もそう仰っておりますが。

これもね、“ゴッチ臭キツ過ぎてちょっと…”みたいなこと言う人いるんですけど、違うんですよ!と言いたいですね。

確かにゴッチがその当時表現したかった音楽性がギッチリ詰まっているアルバムだとは思うんですよね。「新世紀〜」なんて難産だったし、バンド解散寸前で産まれたアルバムだなんて言うくらいだから、相当なゴッチのプロデュースの熱意と圧があったこと間違いないわけで。

2010年、という音楽を取り巻く環境の変化や、閉塞感漂う時代の流れに、確固たるものを一発ブチ込んでやりたいっていう強い意志もあったわけでしょう。

そんなゴッチの気持ちがあったからこそ、むしろ無かったらここまでのもの出来なかったレベルの作品にはなってますよね。

「新世紀〜」の実験的トラックに乗せたポエトリーリーディング的手法は大発明であったし、ホーンセクションを取り入れた「迷子犬」の抜けの良さなんてハンパじゃない。パーカッションやワウペダルの遊びを加えた「ラストダンス〜」だって当時は異色だったし、「架空生物のブルース」の絶妙な音数で構築された世界観は、明らかにロックバンドとは一線を画した上質なポップミュージックなわけですよ。

ゴッチの情熱とトライアンドエラー、かつ上手くまとめ上げたアジカン全員のサウンドあってのアルバムなのです。

ここで、「マジックディスク 」と最新作「ホームタウン」の大きな違いを敢えて言うと、

  • ゴッチがアジカンで表現したかった音楽性を極限まで追求して、見事アジカンのバンドサウンドに上手く落とし込んだアルバム「マジックディスク 」
  • ゴッチがここ数年でのソロ活動で培った作風や癖を、改めてアジカンパワーポップに乗せたアルバム「ホームタウン」

って感じですかね。

つまり、「マジックディスク 」がゴッチ臭いゴッチアルバムという風潮がありますけれども、あの時のゴッチは“アジカンで出来ること”を追求してたんじゃないかなと思えるんですよね。うって変わって「ホームタウン」の方は、昨今のソロでの曲風や癖が所々感じられて、“ゴッチバンドwith他3人”みたいな風にも感じてしまうんですよね。

なので、「マジックディスク 」をゴッチアルバムともし言うのであれば、いや最近の方が癖強ぇーぞーって僕は言いたいですね。

とにかく雰囲気が良すぎる

楽曲のクオリティはもちろんのこと、流れと雰囲気が最高すぎます。

歌詞の世界観が特にそうですが、全体的に暖かいんですよね。切ないけど優しい。優しいんです。

デビューから「ワールドワールドワールド」まで、“打ち鳴らす”“見せつける”音楽だったと思うんですよね。それはゴッチの愛やバンドとしての信念そのものであったと思うのだけれども。

そして「マジックディスク」はいよいよそれを超えてきたんですよ。

この後ゴッチがよく口に出す“オールライト”の精神ですよね。

マジックディスク収録曲の歌詞からもそんなゴッチの想いが感じられます。

“いつかは全部なくなって それでもせめて君に会いにいこう”(「さよならロストジェネレイション」)

“いつか君と出会おう そんな日を思って日々を行こう”(「迷子犬と雨のビート」)

“何一つ残らなくたって君が笑えばそれで”(「橙」)

泣けますよ。

「新世紀のラブソング」から「橙」までを通して、愛も生も死も、この世の諸行無常も全てを抱きしめる一連の流れ、凄過ぎます。

自分の感覚的な話にもなってしまうのですが、日々生きていて常に隣に置いておきたい音楽って、人間味があって優しさがある音楽なんですよね。

アジカンは本当どのアルバムも個性的でカッコ良くて良いんだけど、「マジックディスク」は自分にとって常備薬でもあって相棒でもあって指針なんですよね。こんなにも傍に居てくれることがありがたい、助けられる1枚はないんですね。

クオリティ・存在感・雰囲気、全てが僕のNo.1アルバムでございます。

 

というわけで、あくまでも私アッチ自身の個人的な見解でございますが、いかがでしたでしょうか。

上手く文章で表すのが難しくて、この情熱や愛を伝えきれない部分もあると思うと非常にもどかしくも感じます。少しでも多くこの想いが伝われば幸いです。

当アッチのブログはこんな方向性でもいきますので、どうかよろしくお願いいたします。とにかく“愛”込めます。

改めて、アジカン「マジックディスク」は名盤中の名盤です!

ではまた!