アッチの街の片隅から愛を込めて

迸るほどの愛を込めて、濃厚かつ丁寧に音楽その他色々を語ります。それとクラウドワークスでの副業記もボチボチと。

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サブスクリプションサービスと著作権、音楽市場への影響を考えるーサブスクリプション考察その2

どうもー!アッチでございます!

まずはTwitterからによる以下のつぶやきをご覧くださいませ。

これらのツイートは僕のTwitterのアカウント(@attchkatasumi)からによる、とある日の連続的なものでございます。

以前、音楽定額制配信サブスクリプションサービスについて、僕が思う事をいくらか語らせていただき、「いやー書けてスッキリしたー音楽最高ゥ!」なんて良い気持ちになっておりまして、とりあえず出し切ったつもりではいたのですが、ここのところまた思うことが出てきてしまいまして。上記のツイートの真意について深く話す感じにはなるのだけれども。この間の続編という位置としてまた書いていきたいなと。

前に投稿した記事はコチラ。

www.atsudays.work

 

 

 無料音楽アプリは悪である。けれどもだ

で、今回お話していく内容を考える事の発端となったのが、私アッチが敬愛してやまないASIAN KUNG-FU GENERATION(何度もブログで語っていますね)のボーカルゴッチのTwitterでのツイートを見ていたことです。

ゴッチも本当に音楽バカ人間(=確固たる信頼)なので、色々日々音楽について思うことを呟いてくれており、僕自身もそれを読んで日頃勉強させていただいていたり、またそれらに対して思うこともあるわけなのです。

で、ゴッチもサブスクについては様々な言及をしており、僕もまたサブスクについては気になって、実際に触れてもみて、でまた色々と感じることがございまして、以前のような記事を書くに至ったわけではございますが。

で、(前置き長くてすいません)その中でゴッチのリツイートや引用から少し引っかかるものを目にいたしまして。

事前に言っておきます、今から話すことはこれらの件に該当する方々を中傷したり否定するものでは一切ございません。むしろまた僕に考えるきっかけをくれた感謝と、また共に考えていきたいという気持ちの表れでございます。

何かというと、「無料音楽アプリを使う人への警鐘」ですね。

代表的なアプリは「Music FM」でしょうか。他にもあると思いますが、そういった無料の音楽アプリを使う人々への懸念や、そういったアプリを使える社会への懸念が伺える内容の文章を目にしたのですね。

いや、実際良くはないわけですよ。一切良くない。だって違法だもの著作権もクソもなければ、アーティストやレコード会社のことも一切考えられていないですからね。

無論、私アッチ自身も音楽が無いと息絶えてしまう人間の一人でございまして、こういった無法地帯な現状は嫌だねェと感じているわけです。

ただ、こういったメッセージを放つ我々自身に非常に違和感を感じることがありまして。それが冒頭のツイート②で言っていることです。

「無料音楽アプリを使うな」とは言えども、他はどうなの…?ということです。

 

 著作権で守られない場所

勿論、アッチ自身違法配信反対!の姿勢を崩さずにお話していきますが、一旦ここで記憶に新しい最近の事例を挙げてみましょう。

少し前にメディアでも取り上げられ話題となった漫画村ですね。人気のタイトルが違法でその漫画の紙面が無料で読めてしまうという言うまでもなく悪質なサービスですね。僕も漫画は好きですし許せないところではございますが。

漫画村」はその悪質なサービスにメスが入り、見事にBANされましたよね。(確かアクセス不可になったとかなんとか) 非常に良いことだと思います。でなければ漫画家さんや出版社も死んでしまうし、行為としても良くないですから利用できなくなって然るべきです。

これは、実際に法的な措置が取られたことによる進展ですよね。で、今まだ現存する無料音楽アプリにはこういった措置が行われていないわけですよ。それが問題点その1使える環境がある、しかも無料で!っていうね。

そういった悪質なアプリやサービスを摘発していかねばならない負の現状にある今の社会に問題があるのは間違えないのだけれども、自分達はどうだろう?ということも考えなければならないのではないかなと。それが問題点その2。

音楽が好きな人たちがこぞって「無料音楽アプリなんか使ってんじゃねーよ」と言うのは、勿論賛成なんですよ。ありがとう、とも思える。しかし世の中には様々のサービス(YouTube等)が溢れていて、実際その恩恵受けちゃっているよね?ってことなのです。

例えば、違法な音楽配信がCDセールスや配信等の売上減少(またはサブスクでのマージン減少)に加担しているとすれば、YouTubeで一般のユーザーがアップロードしているライブ映像は、そのアーティストの映像ソフトの売上減少にまた加担していますよね、ってことです。お笑い番組やバラエティ番組、ドラマや映画の違法アップロードにも同じことが言えるでしょう。

果たして、それらを絶対に利用していないって皆言えるの?ってことです。

 

音楽が好き、だけで音楽は守れない

音楽が好きな人が、そういった非合法な音楽の聴き方をする人に怪訝な顔で見るのは分かる、ただそこでマウントは取れないよ、ってことなのです。そりゃキミの方が思い入れがあるんだから、っていう。

センシティブな問題ではあるとは思います。ただ、気持ち悪いんですよね。それが③のツイート。その人自身(もしくは自分自身)が特定のモノの魅力に取り憑かれ過ぎて、その周りにあるモノに目を向けられないのが怖いのです。

音楽はこの地球上にありふれたものの一つなんですよ。本当悪い言い方をすれば、無くたって生きていけるもの。

音楽のことしか考えられない音楽ファンの人が一番イタいですからね。音楽ではないものを信仰して生きている人沢山いるよ。と。むしろ音楽だって様々な世界との関わりで生まれているんだから、と。

無料アプリでも音楽聴きたいんだな…音楽好きで嬉しいね、って思う。

良くないけどね、絶対。ただ、そのくらいありふれた文化なんですよ。そんなに強く言えない。これまでの話も踏まえてね。

少しスケールが大きくなってしまいましたが、要はもっと周りを見て自分の襟を正していこうぜ、ってことです。

気を付けていきたいですね。無料音楽アプリを使う人に対しても「ふざけんな馬鹿ヤロウ!」なんて言い方はせずに、「そんなにお金もかからんし、せっかくなら良い音でもっと色々な音楽聴きたくない?」って感じで良さをアピールして伝えたいですよね。サブスクは楽しいですから。

ともあれ、法規制がもう少ししっかりすれば良いなとマジで思います。そしたらYouTubeとかも死ぬと思いますけれどもね。

 

マキシマム ザ ホルモンという聖域

で、一つ例に挙げるべきなのは、マキシマム ザ ホルモンですね。皆さんご存じ。最高ですよね。「これからの麺カタコッテリの話をしよう」買いました。

彼らのセールス戦略や、また上記の違法性の高いサービスへの規制・抑制が完璧なんですよね。成功しちゃっているのよね。

違法アップロード反対という強いメッセージを掲げ、それに伴う行動を起こしているわけです。配信・CDレンタル一切無し、あくまでも「CDと映像ソフトは買ってね!手に取ってね!」「違法で聴くなよ!観るなよ!」という確固たる姿勢。また、買っても損はない、むしろ買うしかない充実のパッケージ。流石すぎるのですよ。そしてそれを成功させちゃってるのよね、このご時世で。メンバー及びスタッフの努力に尽きますよ。そしてそのやり方についていく腹ペコの方々の心。素晴らしい環境を創り上げていますよね。

どのアーティストもここまでやれとは言えないけれども、同業者のみならずあらゆるコンテンツを取り扱う業種の方々は見習うべき姿勢ですよね。やってのけているバンドがいるのだから。

 

流行歌が聞こえる世界は素晴らしい

で、ちょいとサブスクの話に戻ります!

上記違反アプリ含めてサブスクを利用する人が増えておりますが、改めて“個別で販売されている音楽”に目を向けてみたいのです。

以前投稿したサブスク考察記事と、上記①のツイートにも同じようなことを書いておりますが自らチョイスして音楽を買うことの尊さはいつまでも訴えかけて行きたいんですよね。

サブスクでは無限大に新しい音楽と出会うことができますが、一つのアーティストや音源に対して特別にお金をペイすることには大きな意味があると思うのですね。以前に書いたことと重複いたしますが、アーティストへの還元や応援の意味と、音楽に対する思い入れの芽生えですよね。あとはお金を払うことによる自らへのトライアルですよね。“自分が本当に好きな音楽はコレなんだ”という確固たるものを作る機会でしょう。(ついでに、ペイの究極はライブに行くことだと考えております) 言わば信仰心、もとい愛情ですね。(旧い考えで申し訳ないですが…)

そしてもう一つ大きな意味があると考えております。それは“世間への影響力”でございます。

と言うのは、CDや販売における配信の売上が一番分かりやすいのではないか、と感じるんですよね。それは“音楽を普段聴かない人々に対しても届く”といった意味でもですね。音源が売れることによってTVやラジオ等のメディア露出も増えて、耳にする機会が増えますよね。全然大したこと言っていないですが、これまでこのようなサイクルによって流行歌というものがその時代その時代で生まれてきたわけですよね。

例えば、昨年世間に大きくその名を轟かせた楽曲は米津玄師の「Lemon」ですよね。元々大人気であった彼ですが、ドラマの主題歌であったことも相まって世間の認知も更に広まり、またメロディアスな楽曲の世界観は多くの人々の心に響き、フィジカルCDの出荷枚数40万枚以上、配信ダウンロード数が200万以上と大ヒットとなりました。結果的にこの楽曲で彼は紅白歌合戦出場も果たし、まさしく“2018年の代表曲”となったわけです。

この数字は、米津玄師がサブスク進出していないことで出た“分かりやすい数字”ですよね。買うしかないっていう。その結果として、“こんだけ今売れているんだ、人気なんだ”という誰にでも見て分かる座標が生まれたわけです。僕としては流行歌が生まれる世界が健康的だと思っております。時代を映し出す楽曲があるのは面白いことですよ。たとえその曲をちゃんとは聴いていなくても、ふと耳にして「あの頃はこんな音楽あったなー、あんなことあったなー」みたいな感じでその時代を思い出したりできますもんね。売られている音楽が手に取られ売れるサイクルというのは少しでも残ってほしいなと思うんですよね。でなければいつまでも過去の音楽にすがる時代が来てしまうのではないかと危惧しております。

フレッシュな音楽がより多くの人々の耳に届いて新しい音楽の時代を作る文化、消えないでほしいですね。

とはいえYouTube発信でバズったDA PUMP「U.S.A.」もありますけどね。うーむ、YouTubeの影響力は凄まじい。

オリコンのランキングに「ストリーミングランキング」なるものがあるのを知りまして、覗いてみたのですが、結構アーティストが偏っているんですよね。サブスクに関しては“結構音楽好きな人”のものだと思っているので、世間への影響力的な意味では少し内向きなのではないかなと感じております。まあ影響与えれば良いってものでもないですが。ただ、音楽はあくまでも皆のものなのでね。音楽を耳にする機会が増えることが楽しい社会を作っていくきっかけなのではないでしょうか。説明下手ですいません。

 

うーむ、今回も語ったな。時間かけた。笑

恥ずかしながらこのブログも同じ気持ちでやっているんですよ。音楽好きの人にだけ届きたくない、ってね。そう思えるくらい音楽好きですよ。多くの人に音楽の素晴らしさを。

というわけで今回も長々とすいません!アッチでした、ではまた!