アッチの街の片隅から愛を込めて

迸るほどの愛を込めて、濃厚かつ丁寧に音楽その他色々を語ります。

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次世代ロックシーンはKANA-BOONが天下を獲るべきだ!

どうもアッチです!本日も愛を込めて音楽のこと話してまいりますっと!

今日も次から次へと新世代若手ロックバンドが世に頭角を表していくご時世ではございますが、2010年以降デビューのバンドで僕が1番好きなのはKANA-BOONでございます。

そしてタイトルにもございますように、是非ともKANA-BOONには次世代ロックの天下を獲ってもらいたいのです!

何故僕がここまで彼らのことをプッシュするのかお話しさせていただきたいと思います!

 

ご存知KANA-BOONですが、4人組ロックバンドで出身は大阪府堺市でございます。

僕も当ブログにて散々愛を語っているアジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)への強いリスペクトを掲げておりますね。そんなアジカンのイズムを受け継ぎながら、いやもうむしろ越えていくくらいの骨太なロックを鳴らしてくれているバンド、KANA-BOONでございます。

とにかく早くKANA-BOONはスゲエってことを書きたくていじらしいのですが、まずどこまで説明してから始めていけばいいものか。ってかこれ読む人は大体知ってますよね。

アッチとKANA-BOONの出会い

KANA-BOONは一気に売れた。そりゃもうドカーンと。

今日まで続く“若者が引っ張る”J−ROCKブームみたいなものは、あくまで僕の体感ですが10年以上前くらいからあったと思うんですね。時代に順応していくように時には“踊れるロック”ならぬダンスチューンを前面に打ち出した楽曲を得意としたバンドであったり、また時には古き良きブルースやロックンロールの空気感を踏襲したTHE BAWDIESのようなバンドであったり、そして現在進行形とも言えるアシッドジャズやシティポップのお洒落なコード感や曲調を意識したSuchmosのようなバンドであったり、様々なバンドが日々その姿を世間に表してきたわけです。

KANA-BOONに関してはその中で言う“踊れるロック”部門出身と言っても良いですかね。まあ当初のイメージですが。このイメージは後に見事僕の中で覆されていきますのでお楽しみを。

 

まあとにかくKANA-BOONは一気に売れたんですわ。

ないものねだり

ないものねだり

  • provided courtesy of iTunes

インディーズ時代からの代表曲「ないものねだり」を筆頭に、2014年のキューンミュージックからのメジャーデビュー後すぐの「盛者必衰の理、お断り」「1.2.step to you」「ウォーリーヒーロー」「結晶星」四つ打ち裏打ちハイハットナンバーを連発し、それはもうケダモノのように踊り狂いたく悶える聴衆の鼓膜を見事ブチ抜き、高速ダンスナンバー「フルドライブ」で完全にトドメを刺したわけですね。完全にKANA-BOONとキューンの圧勝。作戦勝ち。勢いがヤバかった、マジで。アジカンを過去にした、言われてましたからね(と言うか、その通り!笑)。

フルドライブ

フルドライブ

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しかしこの頃のKANA-BOONは嫌いやったでえ?「クソがよお毎回変わり映えのない分かり易い四つ打ちばっかやりやがって日和ってんじゃねえぞオラ!」思ってましたからね。

だけどね、言うて僕も四つ打ち裏ハットは大好物でございまして、ヨダレジュルリなってしまう性分ではございますが、なんだかんだ聴いちゃうのよね、KANA-BOONを。

クソやなあ思いながらYouTubeで聴く。何回も聴く。おやおや完全にクセになってますねアッチさん…。

クソやなあ思ってはいたけれども、上手いな凄いなとは重々感じていたわけですよね。谷口鮪って奴名前謎だけど少年みたいでめちゃ良い声してるな。ギターの古賀氏はめちゃくちゃ弾ける人やなあ、とか感じておりまして。しかもメロディはキャッチーだし音もカッコ良いし。センスヤバイよね実際…っていう。

シングル「フルドライブ」以降、2ndアルバム「TIME」までの流れが良かった。彼らのパブリックイメージを一蹴するミディアムナンバーの「生きていく」、そして大本命超絶名曲のストレートなロックナンバー「シルエット」と、徐々に四つ打ちバンドのイメージをズラしながら、新たなバンドの一面(というかむしろ本質かもね)も世にさらけ出していったわけです。(元々インディ盤「僕がCDを出したら」にもそんな名曲ありますけどね)

シルエット

シルエット

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そして2ndALの「TIME」もめっちゃ売れたな!からの単独武道館公演!瞬く間に完全にトップ走っていったわけですよ。

この頃のアッチさんの心はまだ半開き、いや7分開きといったところでしょうか。まだファンにはならんぞ〜!みたいな。笑 だけどめっちゃ聴いてましたけどね。

アッチ、KANA-BOONの虜へ

その後もちゃんと聴くのよ。完全に気になってるから。気になるあの娘的な存在だから。笑 で、インディーズ時代のもう廃盤になってる曲をYouTubeで漁ったりしていたんですね。するとどうだ、“いや、才能ヤバくない?”みたいな。“「スノーエスカー」とかマジなんだよ、才能怖いわ”みたいな。

なんだ、彼らの今世に出ているクオリティは昔からのホンマもんなんだね!スゴッ!っていう。

当初あんだけ毛嫌いしていたのに、ここで完全心パカーン開いたんですね。

2016年3rdAL「Origin」が発表されます。本編自体も非常に高いクオリティと新たなバンドの一面を出すものばかりで良いのはもちろんなんだけど、これの初回盤のDISC2KANA-BOONが人間をつくります。」ってやつ。

なんでもインディーズ時代に連続的にリリースして行っていた企画みたいなのだが、これに対する僕の印象“インディーズの頃からどエライことやってるな!感心しかねえ!”っていうね。そういう目線で音楽やってるのね!そういうこと歌おうとしてるのね!っていう。だって「人間をつくる」ですよ?“あぁ、人を歌いたいんだ”、っていう感心と感動。残る音楽作ろうとしてるやん、っていうね。その姿勢素敵やん、っていう。

この「KANA-BOONが人間をつくります。」ラストトラックの「Construct Connect」私、涙を流します。良い曲過ぎるんだよ…歌詞良過ぎか…ラストのサビ鳥肌立ったわ…!!どんだけ俺の背中を押してくれていることか!!

ハイッ!KANA-BOONファンの出来上がりです!笑 以降ぜーんぶ聴いています!

KANA-BOONにこそ天下を獲ってほしいワケ

ではではアッチさん、アンタがKANA-BOON好きなのは分かったけれども、天下を獲れなんてのは言い過ぎじゃない?って話になってくるわけですよ。ここからがいよいよ本題ですが。

別にファンだから贔屓で見てるんでしょ?って声もあるかと思いますが、まあ多少はありますよ。笑

でも、KANA-BOONの音楽には未来を感じているわけですよ。と言うか、KANA-BOONが残ってくれないと日本の音楽界、ロック界終わるで?くらいに思っております。

何故か。

  • メンバー全員がハイパフォーマンスで、かつ大衆に受け入れられるキャッチーなメロディが掛け合わされたバンドである

谷口鮪、彼は天才よ。なんでこんなに良いもの作れるのかなってレベルのメロディのキャッチーさ、ポップさ、語感の良さとチョイスの良さ。鬼キャッチー。

4thAL収録の「ディストラクションビートミュージック」なんてその集結みたいなものよ。初めて聴いたとき自然と笑みがこぼれましたからね。

J−POP的な展開や分かりやすさが全体的な楽曲の特徴でもあり、彼ら自身もそう言った音楽を血肉に変えて吸収してやっているんだろうと思うのだけれど、ぶっちゃけそんな音楽聴かない人にでも自然に届きますよね。KANA-BOONの音楽は。

僕自信が割と分かりやすい音楽が好きで、とか言いつつZAZEN BOYSなんかもライブ行き倒すレベルで好きなんだけれども、分かりやすさ=良さ・強みでしかないわけ。

さらに先述の「〜人間をつくります。」でも感じたけれども、彼らは残る音楽を作りたい人たちですよね、根本的に。そこよね、人々の心に残るっていうのは。

皆が好きなのが好きなのだろうし、実際それに敵う楽曲のクオリティなわけですよ。

とは言え実際キャッチーであったり、耳に残る曲を作る人は他にもいるわけで。ただ、それでも僕がKANA-BOONを推す理由。それは、彼らが本格的なバンドの上手さがあるから。

日々目まぐるしく流行が変わるものだから、近年のロックってどうしても若い人向けの文化だと思うんですよね。おそらく現在、そんなロック界と一般的な大衆の世を結び付けているのはback numberやRADWIMPS,米津玄師あたりなのかなと。売れてるしな。

だけれどKANA-BOONみたいなのはいないのよね。大衆に届くべきキャッチーな詞曲で後世にも残るべき楽曲と、プロフェッショナルな技術があるバンドっていうのが。上手いんだ。演奏力もあるし、楽曲のアレンジも上手い。

キャッチ―+クオリティ+残っていく音楽性=最強なんです。これは僕の中の定説。

それを現在進行形でやっているのがKANA-BOONなのだよ。

だから、KANA-BOON消えたら音楽界終わるぜ、マジで。つまんねーよそんなんは。

だから担ってもほしいなとか思っちゃうんですよね。ロックの格好良さも伝えられるし、楽器触る面白さも伝えられるし(これ重要!)、ダンスできる楽しさも伝えられるし、しっかり沁みるように心に届けることもできるし、っていう。

KANA-BOONが出す曲出す曲、聴くたびにぶっ飛んでしまうわけですよ、最新epのリードトラックネリネなんてポップ過ぎてホンマこいつら信用できるミュージシャンやな思いましたからね。やりたいことやっちょる。 

ネリネ

ネリネ

  • provided courtesy of iTunes

そして、彼らは華がありますよね。彼ら=KANA-BOONという目を引くところがちゃんとありますよね。これ大事。

どうかねー、KANA-BOONがロック界、音楽界の天下を獲ってほしい、マジで。あっちいってこっちいっての文章で申し訳ないですが、伝わりましたでしょうか。いや、伝わり切らないな。笑 すいません。

 

現在開催中の47都道府県ツアーのZeepTokyo公演も行きました。弟も好きだから2人で行ったよ。初めてKANA-BOONのライブ行ったよ。

悔しいな、フロアはガラガラだった。こんなんなん!?っていう。ちくしょうよ、皆すぐに飽きやがって。喫煙所も誰もいなかった。おそらく10代ばっかなんだな、カルチャーショックだったよ。それでもちゃんと来てる10代最高。人少ない分最高に観やすかったよ。彼らからすると不本意かもしれないけれども、僕にとっては贅沢でしたわ。周りの心配せずに彼らの音楽を浴びられましたからね。最高のライブでしたわ。もっと多くの人にずっと愛されるべきなんですよ。

いやー、本題外れて想い大きくなってきちゃったな。笑 書きながらウルってしまった。

KANA-BOONはマジで今の若いバンドの中だったらダントツですね。

アジカンなんかさっさと越えちゃえばいいんだよ。笑 どっちも愛してるから言うけれども。笑

鮪がテレキャスターを表立って弾くようになったのも感慨深かったなあ。完全アジカン憧れじゃないところ行こうとしてるね、みたいな。

鮪は天才だし、4人なら絶対大丈夫。流行り廃り関係ないで。少なくとも、音楽を愛している自分はKANA-BOONを愛しています。

自分とは学年1個下にあたる彼らですが、本当応援してますわ。最高だぜ貴方達。

 

長々と申し訳ございませんが、今回もバチコリと語らせていただきました!書きたかったことまた一つ書けた!ちゅーわけでまたよろしくです!アッチでした、ではまた!

 

カツカレーに関するとある考察

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どうもアッチです!いつもありがとうございます!

 

これから話すことは全て真実である。

つい最近の話である。ある日の昼、と言っても時間はもう夕刻近かった。とある食堂でカツカレーを食べようと思っていた。私はカレーが大好物である。「好きな食べ物は何ですか?」と尋ねられようならば、パブロフの犬さながらに「カレーです」と答えるほどのカレー好きだ。皆が思う以上にカレー好きである。この日の自分はカツカレーに呼ばれている気がしたのだ。それであれば、応える他ない。

いざ食堂へ。ここのカツカレーは以前にも一度食したことがある。値段は500円ワンコインで収まるリーズナブルさが一つのウリだ。ただ、自分が気に入ったのはその値段だけではない。カツが分厚く、ちゃんとした“カツ”なのだ。いつの日だったか、某オリジナリティ前面に押し出す系弁当チェーンでカツカレーを頼んだ際に、あまりのカツの薄さに閉口した記憶がある。そして値段も高い。味も普通。二度と頼むものか、と非常に残念な思いをしたのだ。

厨房では一人のおじさんが調理をしていた。腹も丁度良く減っており、カツカレーに呼ばれてからはもうカツカレーの口となっていた。テンションも高まっていた私は威勢良くカツカレーを注文した。

すると、おじさんから信じられない一言が返ってきたのである。

 

「すいません、今日カツ無いんです!」

 

えっ?私は一瞬耳を疑った。そしてすぐさまに、「カツ無いんですか?」と聞き返した。と言うよりも既に口からそう言葉が出ていた。

 

「カツ無いんです!」

 

嘘だろう?カツが無いだと?補足しよう。ここの食堂では日替わり定食というその日毎で提供される内容が変わるメニューはあるものの、カツカレーそしてカツ丼はレギュラーメニューとしてその名を連ねている。なんならちゃんとした写真付きだ。いつ行っても常に待ってくれているはずの存在なのだ。

それなのにカツが無いだと?おじさんはそれ以上は何も語らなかった。私は唖然とした。不思議なことに「本日カツ品切れです!」の表示がどこにも見当たらない。それよりも不思議なのは、もう時間も昼食のピークタイムを過ぎたところだ。果たして元々カツが初めから切れているとすれば、今日1日をどう切り抜けてきたのか?カツカレー及びカツ丼の注文の一つや二つは必ずあったはずだ。いずれにせよ、カツ品切れの表示をするべきではないのか?おじさんはキョトンとしていた。尚のこと私は閉口した。

しかし、このままでは食べるものが無い。カツカレーのテンションから上手く移行する手段はもはや一つ、通常のカレーを注文する他なかった。なので仕方なくカレーを注文した。

私はまたもや驚かされたのである。通常のカレーは390円である。

もうお分かりだろう。通常のカレーとカツカレーの価格差は実に110円だ。あろうことか、カツ1枚の価値は110円でしかないのだ。

否、逆である。カツが付いていないのに110円しか値段が変わらないのだ。つまり圧倒的にカツ無しのカレーの値段が高く感じられるわけだ。オーマイガット。

 

このような学説があるのはご存知だろうか。

通常時のカレーとカツを乗せた場合のカレーとでは、最低でも値段を150円は差を付けなければならない

 

ーアッチ・カレーノグ・ゴロゴローハ(1989〜)

 

 

多くのスパイスが溶け込んだカレーさながら、深みのある説である。

今回の私のパターンでは、カツが無いという条件下で仕方なく通常のカレーを注文したものの、カツ1枚がプラスされた場合における価格との差の無さに、物凄く損をした気分になってしまったのだ。

カツカレー及びカレーの値段設定は各店舗によって異なるのは当然である。この食堂のスタンスは恐らくだが、「カレー頼むならカツカレーの方がお得感あって良いよ!」といったところだろう。良心的とも言えよう。

かわってカツをトッピングすることで値段が200円程変わってくる店は多く存在する。それは相応と言えよう。カツだからだ。そのくらいのカツ…ではない、価値はあるはずだ。

上記の学説を今回のパターンに当てはめるのであれば、通常のカレーは350円が相場である。そのくらいのインパクトがあっても良いものだ。でなければ、カツが無い時のダメージがあまりにも大きい。この食堂のカレールーは殆ど具が溶けていて食感は感じられない。トッピングの必要性は極めて高い。しかも、自分はあのカツの厚みを知っている。この舌で味を覚えている。涙を流しかねなかった。

なので改めてこの学説を世に謳いたいのだ。

 

カツカレーの値段に対して通常のカレーの値段を相応に下げよ、と。でなければまた私のような被害者が生まれてしまうはずだからだ。

 

この日私は仕方なく通常のカレーを美味しく完食した。心には深い傷を残して…。

 

 

 

なんやねんこれ。

学者シリーズ出ましたよ!笑

これ本当の話なんですけど、即効ネタ行きやな思いましたからね。笑

というわけで本日もありがとうございました!アッチでした!ではまた!

 

焼き鳥の塩味を敢えて注文する人についてのとある一説

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アッチでございます、どもども。

焼き鳥、美味しいですよね。(唐突)

焼き鳥は一般的には“タレ”と“塩”の2つの味がありますよね。僕は昔から断然タレ派なんですよ。美味しいじゃないですか、甘くて。塩も美味しいけどタレの方が絶対美味しいと思うんですよ。

そんな焼き鳥に関する、とある学説があるのはご存知でしょうか。

 

「居酒屋等で焼き鳥の塩味をわざわざ注文する人は、自分がいかに大人であるかとカッコつけたいだけだ」

 

ーアッチ・トリカワスキー(1989〜)

 

これ非常に的を得た説ですよね。(尚「暴論ではないのか?」と一部学者は反対の意を表している模様)

要はタレの甘さと言うのが子ども的な幼さを感じさせてしまうため、敢えて格好つけてしょっぱい塩を注文している、と言うもはや心理学ですよね。自分は大人だと。大人の味を知っているのだと。いつまでもお子ちゃまでは無いのだと。

本当クソですよこれ。タレの方が美味しいでしょ普通に。そもそも鰻が美味いのも基本タレのお陰だからね。タレ命なんですよ。いやね、本気で塩の方が好きで食べやすいという理由で注文しているのであれば全然OKです。それはもう自由ですから。

ただ、大人に成り立ての20代のHIYOKKOさんがこれやってると嫌なんですよ(一応自分もギリ20代ですが)。なんばしよるの?って話ですよ。「本当に食べたいのはタレ味だろう?あの甘い感じ本当は好きだろう?」って思っちゃうんですよね。特に男、彼らは女性の前とか同僚の前でカッコつけたいだけなんです。マジでクソ。

という妄想ですが何か?笑 仮想敵と戦っておりますが。

僕はブレないですよ、特に食に関しては。否、ブレてはならないんですよ。曲げてはならないんですよ。

食は生き方ですからね。己自身を写す鏡なんですよ。自分が本当に美味しいと思っているもの、好きなものを好きなように食べれば良いじゃないか、っていうことですよ。(誰だお前)

でもね、私の地元にこじんまりとやっている焼き鳥屋さんがあって、なんとそこは1本70円〜80円という超絶お財布と近隣の子どもたちに優しい価格で提供してくれるんですよ。小学生も自分のお小遣い持って買いに来ちょる。

安いのも凄いんだけど、ここの焼き鳥は本当に美味しい。肉が柔らかい。豚タンなんかはプリップリ。

ここの鳥モモに関しては、塩が美味いんだ。マジで衝撃受けましたもん。ベストバランスな塩加減。(尚、たまにしょっぱ過ぎる模様。笑)だから、ここだけは塩も有り。それ以外は基本タレ推奨です。

というわけで、今回の学説いかがだったでしょうか。皆さんも良い焼き鳥ライフを!アッチでした、ではまた!

 

サブスクリプションサービスと音楽文化の変遷を考える

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どうもアッチです!今日も色々語っていこうかなぁと。

さて、皆さんは音楽を聴く手段としてサブスクリプションサービス(定額音楽配信サービス)を利用されていますでしょうか?

よくあるのが例えば月額980円で4000万聴き放題〜みたいなもので、世界的に有名なサービスだとApple ΜusicSpotifyが挙げられますでしょうか。

最近私アッチもサブスクをぼちぼち試しているところでございます。

本日はこのサブスクリプションサービスと、それに伴う音楽リスニング環境の変遷についてあくまでも私的な目線でお話していこうかなと。

今回このテーマについて話していくにあたって、話の落とし所はもう決まっております。ズバリ、サブスクすげーな!ってところです。

ですが、この感想に至るまでの過程であったり、それ以前に親しんできたCD文化というものはどうしても蔑ろにできないところがございまして。そこのところも踏まえてお話していきたいなと。

音楽をどうやって聴くかなんてその人その人の好みですし、わざわざ書いて一体なんなのってところは正直あるんです。ただ、色々と考えたくなるんですよね、音楽ありきの生活をする僕としては。あれこれ考えている自分も本当面倒な奴でございまして、こうやってわざわざ書く自分のことも本当面倒な奴だなと思っているところでございます。うむ、面倒な奴だ。

ただ、こうやって書いていくことで僕の気持ち共感してくれる人もいるだろうし、あまりにも便利すぎるサブスクサービスに世界が傾倒していく中で、次第に薄れゆくCDという媒体に対しての感謝の想いを新たにしたいのと、その物自体の意味合いとは何なのかということも改めて考えたくなっているところでもありまして。

ちゅーわけで語らせていただきます!

 

“モノとして残す”ことの意義

私アッチは今まで“モノとして残す派”でした。でした、というと完全な過去形になってしまいますが、今はCDという媒体もサブスクという媒体も両方の良いとこ取りで楽しんでいる感じですかね、正確には。

もう少しこの“モノとして残す”という言葉を自ら掘り下げてお話ししたいのですが、もちろん大好きで仕方ないアーティストのCDは今でも買いますね。目的としてはやはりそのフィジカルとしての“物体”が欲しいのと、ここ10年以上のCDの販売手法である初回限定特典が欲しいというのと、レコ屋ならではのフライングゲット、通称フラゲ目的の為ですね。入荷日の関係で公にしている発売日の前日に音源を手に入れられるというメリットでしょうか。音楽配信が時代の風潮となる中でも、1番早くちゃんとした音を手に入れ楽しめる方法ですよね。(例えばアルバムにおける先行シングルの先行配信というパターンは除きます)

あとは単純にそのアーティストを応援したいという気持ちですね。印税というと堅くなってしまいますが、アーティストへの経済的還元を考えると最も直結するのがCDを買ったり、配信されている音源を直で買うことであるかなと。

思い入れの強いアーティストであるほど、形として持っておきたいという気持ちは今でも当然ありますし、実際に買うことによってアーティストを応援する、それは売上的な意味でもそれに伴う数字的な意味でも、といったところでしょうか。

ただ、買ったCDを実際にプレイヤーに入れて回して聴くということはほぼ無いですね。そそくさとPCにリッピングして、最終的にはスマホタブレットで聴きます。

CDリッピングというところに関して言うと、以前はレンタル屋さんもかなり活用しておりました。聴きたい曲があるとレンタル屋さんで探して、借りて、PCに入れて自分の“モノ”とする。データ的な意味になりますが。個人的な満足度としては高いです。大元のデータがPCの中に完全に自分の所持しているものとして残ることとなるので。

あとは、通常に配信されている音源を“買う”こともありますね。気になった曲をすぐ調べて単曲で買えるので便利だなぁと思っていました。

というわけで、これまでのアッチは非常に“自分のモノにする”満足感やアーティストへの還元をかなり意識した考えでございました。まあ自己満ですけれどもね。今も割とそうですが。

サブスクリプションサービスに傾倒するまでの4つのブレイクスル―

何故現在サブスクリプションサービスが世界のトレンドとなっているのか。

この現状に至るまでは4つのブレイクスルーがあったと考えられます。以下に挙げることは僕が改めて話すことでもないですが、ご説明させていただきます。

iPod登場によるmp3プレイヤーへの世界的な移行

それまではCDやまたそれをダビングしたカセットテープ・MDを対応のプレイヤーに入れて再生し聴くという文化が一般的でした。当然現在でもこの方法で聴かれる方は多くいらっしゃいますが、mp3プレイヤーの流行以前は各録音媒体と再生機器が直結したシンプルなパターンが言わば最も普通、当たり前といった形ではございました。

音質的なところはまた後ほどご説明するとして、Apple社がiPodを登場させiPod内の大容量HDDを用いて、PCソフトのitunesとの連携させることで簡単に多くの楽曲をコンパクトに持ち運びができる、という手法を完成させました。

当然元々の音源ソースはCDが一般的となるのですが、わざわざディスクを入れ替える手間を省けて、いつでも好きな時に楽曲を選択再生出来るという便利さは言うまでもなく画期的でもの凄かったわけです。音楽を聴く手段としての“CD”という媒体の必然性が薄れた要因の1つと言えるでしょう。

音楽配信の一般化

感覚的にはiPod登場から同時くらいに開拓された文化だと感じているのですが、結局iPodやmp3プレイヤーが流行となり、誰でも簡単にデータ単位での音楽の管理ができるようになったので配信だけでも十分になった状態となりフィジカルとしての必然性が薄れたのですね。①と重複しておりますが。配信で音楽が手に入れられるメリットとしては

  • CD等のフィジカル媒体と違い、管理に場所を取らない
  • すぐ欲しい時にリアルタイムで、家でも音楽が買える
  • CDで買うよりも安い

といったところでしょうか。場所を取らないはデカいですよね。僕の家はCDに溢れておりますが…。笑

流通における価格設定はおそらくかなりシビアですよね。CDとして販売となると勿論ケース代や歌詞カードの紙代・印刷料などが絡んでくるので、例えばCDシングル1000円という価格に対して、配信だと同じ曲がその半額くらいで買えてしまうというジレンマがどうしても発生してしまうのかと。詳しくは分からないですけれどもね。音楽の楽しみ方は当然人それぞれなのですが、このご時世“歌詞カード要る?”みたいなことにもなっているわけですよね。ネットでも歌詞の確認できますし。中々ブックレットをじっくり読みながら音楽聴くって、やりたいけれども非常に贅沢な時間の使い方だったりしますしね。

スマホの世界的な普及とYouTubeという革新

現時点で①②の流れを汲み最終的な形として具現化させたものがスマートフォンでしょう。これもまたApple社さんですね。iPhoneの登場からもう目まぐるしく時代は変わりましたよね。そしてスマホの普及によって音楽の取得手段や管理手段(①②のこと)も一気に変わったのではないかなと。

そしてなんと言ってもYouTubeですよね。アーティストのPVやライブ映像がいつでも好きな時に、しかも無料で観られる時代となりました。本当昔からあったら音楽好きには堪らなくて良かったのにね。笑 お金を出さなくても音楽が聴ける環境が増えたことは直接的にCD売上の低下に結び付けられますよね。各レコード会社やアーティストが公式でアップロードして宣伝することも最早当たり前となりましたが、その塩梅も色々と考慮していることでしょう。当然アップロードされている音源は実際のCD音源(もしくはデータ音源)よりも音質を落としていることが多いと思われますが、だからと言ったって聴くことには特に支障はなく“わざわざCDで聴かなくても良いや”な時代にはなっているでしょう。

④上記に伴うリスニング環境の変化

極め付けはアウトプット、リスニング環境の変化ですよね。BluetoothAirPlayというワイヤレスで楽曲を対応の端末(スマホ等)から対応のスピーカー・イヤフォンに飛ばすことによっていとも簡単に高音質で音楽が楽しめると。技術的にはそこらへんのワイヤードよりも音良いところまで来てますからね。ここまで便利になってくるとそりゃフィジカル媒体降参です!ってなっていっちゃうわけで。まあスマホやPCありきでの話ではありますけれどもね。

まあかなり普通かつ特に専門性の無い話をしてしまいましたが、これらの①〜④に関する時代の変化や環境の変化を汲んで、現在のサブスクリプションサービスへの世界的な傾倒となるのかなと。凄い時代ですわ。

サブスクへの驚き、そして業界影響の考察

で、これまでをひっくるめて何故今こんな話をしだしたか、ってところなのですが。

昨年の11月でしたかね。サブスクサービスの一つのAmazon Music Unlimitedが3ヶ月99円という驚異的な価格で体験できるということで、意を決して試してみたわけですよ。どんなもんやねんと。

まぁー、びっくらこきましたよね。ほぼ何でも聴けてしまうじゃん、って。こりゃあCD売れなくなるわなさ、と。

現在はApple Musicを無料期間にて試しておりますが、おそらく無料期間終了後も継続しますね…。これが時代か、と。

そんな衝撃と驚きでコレ書いております。

果たしてこれで今後音楽業界大丈夫なのかなと思うわけですね。

色々思ったことがありまして。

現在、日本の音楽シーンのトップの方を走る方々、例えば米津玄師や星野源UNISON SQUARE GARDEN等。まだ彼らはサブスクでの配信は解禁されていないですよね。

こういうの普通に良いと思うんですよね。もちろんレコード会社の商業的戦略であったり、アーティスト本人の意向であると思うのですが、本当に聴きたい曲を“選んで買う”文化というのは残しておくべきであるのかなと。自分でチョイスして買うことでその音楽への思い入れも生まれるし、大切にできるのではないのかなと。また、ここまで聴き放題なご時世であっても、そのアーティストの本当のファンの人がちゃんとお金を払って得られる特権というのはあって然るべきなんですよね。それでないとつまらないよね、正直。

とは言え、今や多くのアーティストが定額配信に賛同し参入する状況となっております。駆け引きなのではないかと思いますけどね。動きのない旧譜や現在のCD販売の現場を考えると“とにかく聴いてくれ”の方が効率良かったりするんですかね。無論、楽曲の再生回数に応じて利益分配は各アーティストに行われるわけですが、ちょっとここのところ調べたら1再生に対する還元額はかなり微々たるものらしいですね。(ごめんなさい、正直そこまで詳しくはないのでご指摘等ございましたらよろしくお願いします)

バランス取りなところもあると思いますけれどもね。海外では進んでトップアーティストの音源なんかすぐ聴けてしまうほどサブスクには寛容なわけで、時代に乗り遅れないという目線も当然ながらあると考えられますし、サブスクでまず楽曲に触れてもらい、そこからフィジカル媒体やライブでの収入に変えていくという宣伝効果を踏まえたところもあるでしょう。

 CDってこれからどうなるの?CDの意味は?

今度はまたフィジカル媒体、CD等の話をしていきます。

じゃあ今後CDはどうなるの?ってところだと思いますが、当然フィジカルとしてのリリース数や流通量は低下していくでしょう。もうここまできたらしょうがないですよね。

寂しいですよね。例えば親愛なるアジカンのゴッチも「今後CDシングルの役目は終わるだろう」なんて話しているし、ブルーノ・マーズが2016年に「24K Magic」をリリースした時の某インタビューでは「アルバムが出来る上の工程の中で、CDをプレスする光景が見られることが今後無くなると思うと寂しいよ」といった旨の発言もしております。アーティスト自身がここまで話していることが、実際の現状を何よりも証明していますよね。

完全に消えるわけは無いと思います。当然今でもCDを使って音楽を聴く人は大勢いるわけで。もう少し掘り下げたいのは、CDでなければいけない意味合いですよね。

ここで出てくるのは音質でしょう。正直ここもそんなに詳しいわけではないので、自分も調べながらなところがございますが、音質の良し悪しは1番単純なところでいうとビットレートという数値で判断することができますが、CDだと1441kbps(ビットレートの単位です)、対してサブスクで配信されている音源に関しては256kbps〜320kbpsが一般的でございます(mp3だと128kbps〜)。当然スピーカー等の使用環境やアウトプットの際の処理速度によっても再生結果は変動してきますが、単純にCDの方が音良いわけですよね、数字的には。まあ実際のその差というのは、分かる人には分かる的な話かもしれないが…。

とは言え、僕も今更CDレシーバー欲しいななんて思ってきちゃってますからね。やっぱちゃんと比べれば音違うんかな、とか。後は好きなCDを持っている好きなアーティストの曲はなるべく良い音で聴きたいななんてふと思っちゃったりしますね。

思い入れですよね、結局。歌詞カード等のフィジカルとしての肌触りを楽しむのもその人次第ですし。利便性を取るか、拘りを取るかみたいな。自分は両方と上手く付き合いたい。数年前からアナログレコードブーム再来なんていっておりますが、アナログもええよな、マジで。欲しいですもん。レコードでThe BeatlesとかLed Zeppelinとか70年代のソウルとか聴いたら堪らんやろな。温もりがあるんやろな、だから今も尚愛されるんやろな。これはまた音質とは別の話ですけれどもね。そんな憧れアッチ。

ただね、CDの話しながらも、ここ数年はハイレゾなんていう第3の刺客がおってだな…。CD以上の情報量を持っている配信データ音源ですね。ビットレートは実に2304kbps〜らしい。(これもまた再生時の処理速度によって異なるらしい。)

アッチ的にはハイレゾはもはやオカルトの域だと思っているので現状興味はないですね。ってかハイレゾってそもそも、とある一つのアルバムをCDが擦り切れる程聴き倒した上で聴き比べて初めて感動が得られるものだと思っていますからね。音質ええからとにかくハイレゾ聴く!はちょっと違いますよね。なので言うならば自分もまだその領域にいないのだ。オーディオ揃えるのも金かかりますしね。商売上手いよな本当。(とか言ってみる。笑)

山下達郎氏も仰ってましたよね確か。「微細な音を聞こえなくするように作業しているのに、聞こえさせてどうするんだ」「CDの音こそ完成形」みたいな。ちょっとちゃんとは忘れてしまいましたが…。笑 まあいずれにせよ流石達郎ですよね。

(すいません、私以前某オーディオ機器メーカーに勤めていて、よう知らんくせにハイレゾ欲しがる厨にイラっとしていた経験がございます。笑)

アッチ的サブスクリプションサービスとの付き合い方

ではまたサブスク主体の話に戻ります。

アッチは驚いたわけですよ。こんだけの膨大な音楽が聴けてしまうのだから。

スゲーんです結局。時代キテんなって感じですよ。

サブスクは上手く使いたいですね。結局人間最後は死ぬわけだし、音楽にしろあらゆる芸術にしろ、それらに対しての感受性ってのは歳を取るにつれてどうしても薄れていくんですよね。だからもう、使えるものは使ってやろうと。少しでも多く、自分の魂にバチコーンヒットする曲に出会いたい、否出会えるチャンスを作っていきたいな、と。そんな考えをお持ちであるならば、サブスクリプションサービス、最高なのではないでしょうか。

逆を言うのであれば“聴けすぎる”ため、取捨選択が少し大変ですね。困ってしまうというところ。笑

月額980円として、大体日割り30円くらいですからね。僕は安いと取ります。

 

いやー、長かった。笑 なんとか最初に話した落とし所には持っていったつもりですが、全体像として上手く伝わりましたかね?やっぱりどれも大切にしたいんじゃー!ってことですよ。

軽く自分に引いていますよ。一般人が何日も使って何書いてるんだ、って。笑

といったわけで、少し音楽にまつわる社会的な話をしてみました!アッチでした!ではまた!

 

空想委員会「マフラー少女」アッチが愛してやまない1曲その3

誰しもが、心の中にずっと残っている思い出の一曲があるはず…音楽とは人生だ…。

 

ーアッチ・カタスミーノ(1989~)

 

どうも皆さまアッチです!今回も私の愛して愛して愛しまくっている1曲をご紹介してまいります!

 

www.atsudays.work

 

今回ご紹介させていただきますのは空想委員会「マフラー少女」でございます。

肌寒さが募るこの時期、そしてこれからの卒業シーズンにピッタリの1曲ではないでしょうか。

 

ご存知空想委員会は3人組のロックバンドでございますね。2014年メジャーデビュー。ソングライティングをメインで務めるVo.&Gt.の三浦委員長、Gt.の佐々木氏、Ba.岡田氏の3人からなる少し変則的な編成のバンドですね。ライブやレコーディングではサポートの“委員会顧問”Dr.テディ氏がガッチリ後ろを固めてくれている次第です。

これもね、本当残念ながらしばらく活動休止に入ってしまうのよね。現在の3人+ドラマーの編成を終了する運びみたいですね。東京追加公演いこうと思ったけど仕事だった…!無念。

つかなんで俺の好きなバンド皆活動休止しちゃうねん。モノブライトも前回のスムルースも。良い音楽家はもっと評価されろよ!うーむ。まあそれが自分の役目だ。モノブライトは今度たーっぷり語りますからね。お楽しみに。

僕アッチは彼らのことはメジャーデビュー前からYouTubeで映像観たりしていて知っていて、ライブも何回か観くほど好きでしたよ!なんてったってね、三浦委員長とお話までさせていただいたことございます。

いつかの夏のOTODAMA SEA STUDIOでのライブかな。この日のメンツが個人的に最強すぎて。空想委員会にZAZEN BOYSモノブライト!!!!全部僕が何度もライブ行ってCD買ってる愛するバンド!!!最強でしょうこの組み合わせ。空想委員会とモノブライトなんかもう向井秀徳直系の影響だったりするしね。ヤバヤバで。

オープンなライブで凄く良くて。ZAZENメンバーの向井氏以外(カシオ・二段・吉田氏)からはサインもいただいちゃったりしちゃって。ホンマ良い人たちだよ。笑 最高でしたん。

で、この日のライブの終演後に、海際で漂う三浦委員長を発見して、勇気を振り絞ってお話させていただいたのです。

あのまんまな感じの控えめで柔らかい方でしたなぁ。年齢を伺ったのですが、さすがプロでしたね。バンドのコンセプトとイメージ保つ為に全く教えていただけませんでした。笑

空想委員会ですが、三浦委員長の描く楽曲の世界観がなんとも魅力的でございます。

少年期そして思春期特有の男子が抱える恋愛への闇と光、またその悶々とした心情や苛立ち・妬ましさ、そして女性へのかぐわしき憧れや妄想が三浦委員長独自の切り口・先入観で鮮やかに表現されております。

また、少年少女が胸の中に秘める日々への葛藤であったり、大人になっても感じてしまう“存在意義”へのクエスチョン、またやり切れない生活を過ごす人々へのエールを送る楽曲も多々あり、非常にエモーショナルでかつノスタルジックな一面も見せてくれます。好きやねんなあ。

声も良いんだよなあ。最近の若手みたいに派手ではないけれども安心感が凄い。優しく強く真っ直ぐな声。だけれども心はロックしてくれてるんだよなぁ。

テクニカルな演奏も見ものでございますね。佐々木氏の暴れるフレーズこれぞTHEギターロックといった感じ。好きなんですよ。

ダンサブルなナンバーからバラードまで、幅広く表現する手腕は流石です。

 

今回ご紹介いたします空想委員会「マフラー少女」でございますが、この曲は彼らがインディーズの頃から存在していたものでございまして、ライブでも頻繁に演奏され、特にライブ終盤やアンコールで演奏されることから、空想委員会ご本人たちも思い入れの強い1曲なのではないかと感じます(それが嬉しい)。

で、例えば空想委員会のファンの方がこの記事を読んで、「いや、マフラー少女は今更言うまででもないでしょ」「ベタだわ」となるかもしれないんですね。そのくらいファンの方々も愛していて馴染んでいるはずの曲なので。

しかし、アッチはそれでも書くんですよ。何故ならずっとこの先も残るべき名曲であるから。

自分や空想委員会を知っている人だけが知っているのは実に勿体ない名曲なのです。もっと多くの人々に届いて然るべき曲なのです。また、それを強く熱くわざわざ語るのが私アッチの信念でございます。

いや、早く続き書けよ。笑 すいませんよろしくお願いします。

 

マフラー少女

マフラー少女

  • 空想委員会
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ついこの間もベストアルバムが出ましたね。ご存じない方はそちらをチェックしていただけると「マフラー少女」も収録されていて良いかなと。上に載せたリンクのものは、メジャーデビュー後の再録ver.ですね。

もうね、本当名曲ですよこれ。

ノスタルジックなギターの旋律から始まりますが、そこから一気にバンドのストレートで情熱的な演奏が繰り広げられます。センチメンタル漂うエモーショナルなリードギター、タイトに紡ぐリズム隊のスピード感が冬の情景、とりわけ“卒業”であったりそれらにまつわる別離や変化の物悲しさ・儚さを表現しております。

不思議な曲だとは思うんですよ。展開もそこまで複雑でなければ、メロディのパターンも多くないのでどちらかと言うとシンプルと言っていい曲なんですよ。しかも近年のロックにしては歌メロのキーもそこまで高くなくて、派手ではないんですよ。そして歌詞も長くない(多くない)。

しかし、何故にこの曲が僕の心を掴んで離さないのか。飽きない飽きない。聴きまくり。何百回聴いたか分からないぞ。異常なほどに聴いていますからね。

凄いのよこの曲。なんといっても歌詞が凄い。

寒さはじきに薄れていくだろう 知らぬ間に

君のマフラーなびいているよ 手を振るように

サビの歌詞ですが、これだけの文字数・表現だけでその情景がバーっと頭の中に入ってくるんですよ!あの切ないやつやん!っていうね。マフラーを用いた比喩が見事すぎて、これ凄いなって。

で、ラストのサビです。

記憶はじきに薄れていくだろう 知らぬ間に

君のマフラーなびいているよ 手を振るように

この楽曲の全体の歌詞における前後関係から、卒業間近のワンシーンであったり、思いを寄せる人への気持ちであったり、作品における季節感は十分に理解できるんですよ。ただ、一単語変えただけで、言うならば80%くらい既に伝わっていたところを100%まで補完してしまうこの凄さね。切ねえ、っていう。

勿論空想委員会はどの曲も好きですが、この曲に関しては衝撃でした。マジで凄いなと。

シンプルでここまで持っていけるんだ、っていう。むしろこれ音楽の理想形ではないのか?っていう。難しいことしなくてもこんなに伝わるのだからね。

歌と三浦委員長の声も本当合っているんだ。よく自分を分かって作っているなぁと。切ないけど癒されるんだよね。

インディーズ盤の「マフラー少女」も配信で聴けるので、違いを楽しむのもまたご一興。

彼らの他の曲では「プロポーズ」なんかも最高ですね。メジャーデビュー前にバズってきてアッパーチューンでしっかりパブリックイメージつけた後にこれで勝負してきた時は“信頼”の一言でしたね。これも名曲なのよ。


空想委員会/プロポーズMV

 

というわけで、是非ともご存じない方はご一聴いただければと思います!僕に間違えはないんで!笑

ではまた!…といきたいところなのですが、この記事をポロポロ書いている間に偶然にもタイミング良く奇跡的な大事件起こりましたね。

 

NUMBER GIRL再集結

 

リアルに鳥肌立ちましたよ。こんなことあるんだ…っていうね。

赤いキセツ到来、ですな。

いつか必ず僕の向井秀徳愛は別で語りたいと思います!というわけでアッチでした!ではまた!

 

 

クラウドワークス1ヶ月目活動報告!

どうも。ここのところは音楽関連の記事を書くのが楽しくて仕方ないアッチでございます。

本当に好きなことですからね音楽は。ゆくゆくはそちらに完全シフトしていけたらなんて(願望)。

ブログは非常に自分の性に合っている。文章を書くこと自体好きだし楽しいし、何よりも自由だ。

今後も楽しんで自分のペースで、愛情たっぷりの良い記事を書いていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします!

クラウドワークス1月分の収入報告!

今回は趣味の副業クラウドワークスでの初月1ヶ月目の活動報告をさせていただきます!

本当にありがたいことにですね、2つのライティング系の案件を承らせていただきまして、時間があるときにコツコツと取り組んでいた次第でございます。

先月途中インフルエンザにかかってしまいまして、そこで完全に作業が一旦止まってしまいましたが、とにかくできる時に少しでもという形でやっておりました。

大体1日に1時間〜3時間くらいですかね。自分でも少しでも作業の効率化ができるように、例えばよく使うhtmlは単語登録をしておいて入力の短縮化をしたり、スマホタブレットとPCといったガジェット間の連携を上手く使って、例えば空いた時間に少しでもスマホで進めるみたいな感じで色々と考えながらはやっておりました。なのでそれらを踏まえると今後はもっとやり易くなるのかなと。

さて、1ヶ月やってみての収入でございます。実際には昨年12月の終わりから始めた形ですが、それも一緒にさせてください。(ほぼほぼ作業期間としては丸1ヶ月くらいなので)

2019年1月の収入は全部で3274円(源泉徴収税差し引き)でございました。わお。

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当初の目標であったひと月5千円のラインには届きませんでしたが、インフルでの停滞も考えると十分でしょう。

しかし嬉しいですねこれは。金額云々よりも、自分の作業が金銭化されたことに驚きと喜びですね。しかも未経験であったライティングの作業で。クライアントさんの役に立てていれば嬉しいですね。

最近はブログとの兼ね合いで時間の割き方に少々苦戦を強いられておりますが、今月もこの喜びを糧としてぼちぼちやっていきたいと思います!

副業やクラウドソーシングに興味のある方、多少でも“出来そうかな…”という気持ちがあれば動いてみるのが吉だと思います。僅かですが、僕でも出来たことなので。

クライアントさんとはネット上での顔が見えないお付き合いなので、礼儀と報連相をしっかりと!と言ったところがまずは大切なことですね。

 

というわけで今後も頑張ります!アッチでございました!またよろしくお願いいたします!

 

スムルース「冬色ガール」アッチが愛してやまない1曲その2

誰しもが、心の中にずっと残っている思い出の一曲があるはず…音楽とは人生だ…。

 

ーアッチ・カタスミーノ(1989~)

 

どうもアッチです!今回も私の愛してやまない1曲をご紹介してまいります!

 

 

www.atsudays.work

 

今回ご紹介させていただく1曲はスムルース「冬色ガール」でございます。季節的にもピッタリということで是非!とアッチご本人たっての希望によるものです。(自演乙)

 

スムルースは京都出身の3人組ロックバンドでございます。前回のモーモーに引き続きまたもや京都ですね。関西には良いバンド多いですからね。KANA-BOONしかりSound Scheduleしかり。

2004年にメジャーデビュー。元々4人だったのだけれども、ドラムの方が抜けてしまったんだよね。

Vo.&Gt.の徳田憲治氏の生み出すキャッチーでポップで少し切ないメロディと、唯一無二の歌声がなんとも魅力的なバンドでございます。

さいたま新都心のヘブンズロックで、鶴(大好きです)との対バンで観たのと、ライブサーキットでも観たことがあります。元々めっちゃ好きだったからライブ観たけど、良かった。

非常に残念なのですが、2016年から活動休止に入ってしまったんですよね。徳田さんの病気もあってのことだとも思うけれども(無事回復)、かなり僕としてはショックでした。うーむ。

実直に良い曲を作っているバンドがその活動を止めてしまう…辛いとしか言えないのよ。

 

さあそんなスムルース、良い曲いっぱいあるんですよ~。

で、今回ご紹介いたします「冬色ガール」ですが、彼らの1番の代表曲と言っても過言ではないのでしょうか。


スムルース/冬色ガール

2004年11月にシングル表題曲としてリリース。お聴きいただければ分かるかなとも思いますが、耳に残るメロディとセンチメンタルな詞世界が非常にイェイねな(彼らの曲名をオマージュ)良い曲で、この頃からメディアでのプッシュがちょいちょいと増えてきました。

僕もリリース当時この曲を知りまして、この頃高校生の私でございましたが、もう直感的に“うわ!良い曲やんこれ!”ってなりましたね。

クリーントーンのギターのアルペジオと、重厚なストリングスの音色が美しく絡み合い、冬の透明な空気感と銀世界を表現しております。

四つ打ちのビートに合わせて、しっとりとそして力強く歌われる切ない歌詞が堪りません。

いやぁ、これまじで名曲ですよね。

まず歌詞の引力が凄い。冒頭からグイッと引き込まれます。徳田さんならではの歌い回しというか、人間味感じるなぁと。

“私にとってとても不幸なことは 昔とても幸せだったことでしょう”(1番Aメロ)

一聴しただけで一発で脳裏に焼き付く歌詞ですよね。滑らかなメロディで優しく歌い上げてくれます。

“からむ糸は枚挙にいとまなく わずらう悲しみいといとまなく”(1番Bメロ)

“そっと心の中積もる冬色がある”(2番Aメロ)

言葉遊びも利かせながら、冬の日の人恋しさ、心細さを表現しております。

そしてサビで一気に感情を爆発させ、力強く冬の切なげな心情を表現します。

メロディに対する語句のハマり方も心地良く、病み付きになるんですよね。確実に耳に残るどポップなメロディ、最高です。

スムルースは特にテクニカルな部分が突出したバンドでは無いと思うのですが、とにかく脳に耳に残るメロディセンス、語感が素晴らしいですよね。

徳田さんの才能はもっと沢山の人々に受け入れられるはずだし、何故こういった普通に良い曲を作れるバンドがもっと売れないのか、本当嫌ですね。(愚痴) 

ROCK界隈の悪癖ですよね。目新しいものにどんどん引っ張られて、肝心な大切な物が見放されていく…云々…。(またここらへんはいつか語ります。笑)

 

冬の名曲というものは多く存在し、例えば桑田佳祐白い恋人達」、山下達郎「クリスマスイブ」等愛すべき楽曲が存在いたしますが、僕の中での冬と言えばの1つはこの「冬色ガール」ですね。季節関わらず聴いてしまうほどに好きですけどね。笑

通常のシングルver.とアルバム「ドリーミーワームホール辞典」及びベストアルバムに収録されている「冬色ガール(Neo Winter Mix)」という別バージョンがあるのですが、僕はNeoの方がより好きですね。リバーブ感がさらに効いた重厚なアレンジでより一層冬の冷たい空気感が色濃く表現されております。

ついでに、「冬色ガール」(冬曲)に引き続きリリースされた「沈黙の花言葉」(春曲)もめちゃくちゃ良いのでオススメ。良い曲本当多いけど、「交差点」なんかも好きだなぁ。

 

というわけで、今回もマジでマジな名曲をご紹介させていただきました!

皆さまのさらなる音楽と名曲の出会いのきっかけとなればと思います!

アッチでした!ではまた!